フリッツ・ライナーとの再会

ヌヴーの次はフリッツ・ライナーです。有名過ぎるディスクです。内容について店主があれこれ言うのも恐れ多い名アルバムですね。
まず、このディスクのジャケットを見て下さい。これはデジタル撮影された画像ではありません。
ジャケットの画質を見ても、この曲集が素晴らしいものであると分かります。色合い、ナチュラルさ、この時代において、この画質を得られていたことがどれだけ凄いことでしょう。
人と人の心の交流が見えてくるようです。現代のデジタルカメラの多くは、輪郭が強調されてはいますが、色が薄く、空気感の乏しく、見ていて直ぐに飽きてしまいます。被写体の質量を感じることは出来ません。
このアルバムも長年の愛聴盤でありますが、エミッション・ラボの2A3-MESHを使用しての再生では、ライナーの指揮が眼前で行われていることになってしまいました。
これまで演奏空間に存在していた、見えない空気の壁が、取り払われて、演奏空間の空気に触れることになってしまいました。
この演奏が録音された場の空気を吸えることになるとは思ってもおりませんでした。
至福の時間とは、このような時間を言うのでしょうね!
この曲集のジャケットどおりで、素晴らしい時間を届けてくれました。

