AVALON-LSその29 幸福な時間 1
ここ最近、AVALON-LSの御感想を練馬のMさんから多数頂き、店主は何も呟いておりませんでした。
確かにAVALON-LSは御購入頂いたユーザーの皆様から大好評を頂いております。
店主もアシスタントの妻も同じく、AVALON-LSの恩恵を受けております。
オーディオによる音楽再生には画期的な製品であることは間違いないことです。
音楽再生に対しての効果を店主もつぶやいてみたいと思います。
今日は、練馬のMさんと九州のHさんがお見えになりました。
フリッツ・ライナー、クリフォード・ブラウン、竹内まりや、ブンダーリッヒ、そして沖縄の三弦オーケストラなどを試聴しました。
CD再生に際して、ライフサウンドではCD自体に対してもチューニングを行い試聴しています。
ノーマル状態⇒チューニングした状態を聴き比べると、大変な違いを確認出来ます。
さらにAVALON-LSによるチューニングをしますと、さらにさらに大きな変化を味わうことができます。
さらにCDのチューニングにも段階があります。
1. グリーンの水性ペンを使用
2. ディスク中央付近のカッティング加工
3. CD周辺への三層シールによるチューニング
4. AVALON-LSやLSメーカーによるチューニング
この日、試聴した全てのCDはMさんによって「2の段階」までチューニングされておりました。

まずはライナーさんの「VIENNA」
この状態でも悪くはないのですがアナログファンからはCD的と言われても仕方ない部分があります。
響きが短い、楽器の質感がメタリック的、ステージが狭い、音質が軽いなどです。
そこで「3の段階」のチューニングを行います。
すると先程掲げた欠点が全て消えてしまいます。 しかし、まだもう一つ生音とは違う感じも否めません。
とは言え各楽器の質感が出て来ます。バイオリンの木質的サウンド。それまでは、少しメタリックで響きが硬く、くつろげない音でした。
各フレーズのつながりも良くなり、音楽の流れを楽しむことが可能になります。
アナログ的にサウンドに近づいていますし、ある部分ではアナログ再生より、よい所もあります。左右のバランスはアナログ再生より正確になっています。
さて、次に「4の段階」であるAVALON-LSでチューニングしてみますと、この古い録音が全く古さを感じさせなくなり、響きもより豊かになり、サウンドステージは広大になってきます。
演奏された場の空気を感じます。テープ録音ですので弱音時にはテープのヒス・ノイズは聞こえますが、全く気になりません。 こうなってしまいますと名演奏を堪能するのみという状態になってしまいます。
演奏される楽器の個性が豊かに感じられます。様々な楽器の音色が見事に表現されて、
音楽がエレガントに流れてきます。 音楽が演奏されている時間を忘れて、演奏と心が一体となっていきます。
演奏する側と聴衆が一体となって行くように。

クリフォード・ブラウンに至っては「2の段階」では古い録音であり、少し遠くでなっている感じが「3の段階」でかなり音が活性化して、彼の音楽が近くなってきます。
響きが出て来て、オケのストリングスも活きた音になってきますが、まだ古い録音であることは否めません。
さて、AVALON-LSでチューニングしますと、彼はそこにいるようになります。
昨日、録音してきたと言って過言ではない状態がそこに描きだされます。
彼の演奏するトランペットの音色が黄金色に輝き出します。艶やかで、強靭でありながら、繊細。
迷いなど微塵も感じられません。
そこに演奏される音楽は、「かくあるべし」があり、それは決して押しつけではありません。
共感出来るものです。 何曲か聴き進めて行くと、彼らの演奏した時代の空気も蘇ります。
過去と現代が同じ時間の存在して、感動を共有することが出来ます。
古い時代の録音という意識は全く無くなります。
クリフォード・ブラウンの演奏を生で聴いた日本人は少ないと思いますが、この状態になるとクリフォード・ブラウンが蘇ってくれて生演奏をしてくれている感じになってしまいます。

