2012年12月31日
今年もありがとうございました
激動の2012年も今日で終わり。本年もライフサウンドでは様々な新製品(機器やオーディオ用アクセサリー)をご紹介出来て楽しい1年でした。
年末に発表した大黒天、水晶菊紋章はAVLON-LSと良いコンビであり、大好評をいただいております。
現在、水晶菊紋章は売り切れてしまい、来年、出来るだけ早く生産したいと思っています。
高度な加工技術を要するので、ちょっと時間はかかります。
すでにバックオーダーも抱えています。
ライフサウンドでは来年も皆様のオーディオライフを超高次元で満足出来る製品をご紹介していきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
良い年をお迎えください!!
2012年12月28日
水晶菊紋章
Category: 製品紹介
水晶菊紋章がオーディオアクセサリーとして画期的なアクセサリーと言いたいのですが、それは手前味噌になります。音質に与える影響は大変なものですが、大変と店主が言うのは当たり前ですね。機器の天板の上、電源コンディショナーの上などはテストを重ねて問題は無いのですが、音響的に使う場合は、LSエボニーパッドの上に置くことで、より音楽再生に有利になります。
今回、店主も大ファンである若大将こと加山雄三さんのアルバムで試聴しました。
75歳になられても、現役バリバリの加山さん。TV朝日の「ゆうゆう散歩」では日本を明るくしてくれているようで、店主は毎日、感謝、感動しています。
このアルバムから「逍遥歌〜そぞろあるけば〜」をメインに試聴してみました。
最新の録音だけあって、加山さんがライフサウンドに来てくださり、そこで歌ってくれているようです。
声量タップリで、その歌は一緒に歌いたくなってしまう程です。ミニライブを行っているようです。
嬉しいですね。ゆうゆう散歩では目黒不動尊あたりを散歩されていたので、ちょっと残念と思っていましたが、このCDの演奏を聴いていれば、そこに若大将がいるのですから、店主も成仏できます。
アシスタントの妻は、何時の日か加山さんの散歩に必ず出会えると強く信じています。 おそらく加山さ〜ん!!と言って駆け寄って握手をしてしまうことでしょう。(笑)
その時、店主は、加山さんを撮影させて頂ければ、こちらでご紹介させて頂きたいと願っています。
なんてことを考えながらこのアルマバムを楽しんでしまっています。機械的再生とはかけ離れた再生によってリアル加山さんを楽しんでしまっているからです。
この水晶菊紋章アクセサリーの登場で、夢が実現してしまうかもしれません。
店主が子供のころ、目黒の権之助坂を下るとスカラ座という映画館があり、そこでゴジラシリーズと若大将シリーズを観ていました。
あの頃から47年以上の月日が経過して、こうして加山さんの歌をライブのように楽しめる時間を
過ごせるとは、想像もしていませんでした。
2012年も、もう直ぐ終わりですが、年末にこれだけ嬉しい体験が出来るとは、感動、感謝です。
2012年12月24日
大黒天とTD508LS
池袋の養氣閣さんへお邪魔して、大黒天のご利益(笑)について確認をさせていただきました。
TD508LSは大変優秀なTDシリーズの第一期生です。
スピーカーユニットが小さいのと再生帯域が55Hzというで重低音を出すという性格ではありません。
しかし、55Hzの低音域を再生出来るということは素晴らしいことです。
さて、低音と言いましても低音部担当の楽器は大きなものが多く、質量が乗った低音が再生出来ないと嘘くさい再生になってしまいます。
例えばバイオリンの最低音のG線を鳴らすのとヴィオラやチェロなどで低音を鳴らしてみると
その低音の表現の違いは理解出来ると思います。
この小さなユニットで鳴らす低音は、まあ控えめと感じることも多いと思います。
そこで、今回、大黒天をATOLL SACD200LS、メロディH2ALSにまず1体づつ安置してみました。
そういたしますと小さなボディから想像ができない「ゴリッ」とした低音が出て参ります。
音圧的に押してくる低音ではありませんが、低音域を感じやすくなる音ではあると思います。
それは低音だけでなく、中高音域にも影響を与えて、さらにリアルな再生が顕現して
きました。その結果、ハーモニーもより豊かに響いてきます。
この2体でも充分と思われるのですが、さらにもう一体をスピーカー後方の窓のあたりに安置しました。
ここは丁度スピーカーユニットの中心より少し上部にあたります。
これによって奥行き感もさらに出てきて、ステージが広くなってしまいました。
大黒天は、高さ1.7センチ、幅約1.4センチ奥行約1.3センチ、重さ13g程の小さな存在ですが、
与える影響は、その名の通りということですね。
ということで養氣閣さんには三体の大黒天を納めさせて頂きました。
大黒天のご利益を音で確認出来るという類まれなる経験を多くの皆様に経験して頂きたいと願う店主でありました。
2012年12月22日
ATOLL IN200LS&TD712zMk2LS
TD510zMK2LSとは抜群の組み合わせであったATOLL IN200LS。いよいよTDシリーズのフラッグシップであるTD712zMk2LSとの組み合わせを本格的にテストしてみました。
店主の予想を超えて楽々とTD712zMk2LSをATOLL IN200LSはドライブしてくれました。
TD712zMk2LSは低音域が35Hzまで再生が可能です。TD510zMK2LSは42Hzです。
数字の上では、7Hzの差なので、僅かな違いと思ってしまいそうですが、これが意外と手ごわいのです。
テストCDには到着したばかりのカンターテドミノのSACDを使用してみました。
このSACDでテストしてみますと、各音域での伸びが良いので低音もさらに重厚に響いて聴こえます。音が薄くならないかなと心配をしていましたが、それは無用の心配でした。 リズニング空間に教会で演奏された響きが見事に再現されました。ノーマルCDにくらべ、パイプオルガンの音、声の響きの美しさが、さらに上手です。しかし、SACDと言えども、LSチューニングを施さないと不満な点もあります。ノーマルCDと比べたら良い部分もLSチューニングされたノーマルCDのような繊細さに欠け、合唱される各人の声が少し団子に聴こえてしまいます。そこでSACDにもLSチューニングを施しました。すると合唱団の男女の声の分離が良くなり、それぞれの発声状況が明確になります。オルガンの低音の響きに芯が出てきて、さらに伸びやかになります。
立体感や音の質量感も前にまして充実してきて、よりリアルになりました。
ここまで来るとさらにさらに欲が出てきてしまいます。 ATOLL IN400のようなトルクが出たらと。
そこで大黒天の出番。
CDプレーヤーの上だけでなく、ATOLL IN200LSの天板にもセットしてみました。
すると、トルクが増えてゴリゴリっとした感じも出てきます。必要な音の重さや音の芯が充実してしまいました。
スマートなボディのATOLL IN200LSが重厚な響きも見事に再生することが可能でることが、より明確になってしまいました。
ATOLL SACD200LS&IN200LSの天板の上に鎮座した大黒天は大変な威力を持っていることを教えてくれました。
そして、今回、新たに開発したアクセサリーをセットしてみました。
このテストではカンターテドミノだけではなくソリチューズのCDもテストに加えてみました。
これにより繊細さがさらに改善されてしまい、水の流れる音の生々しさ、そして透明感、音の伸び、音の遠達性も改善されてしまいました。
アシスタントの妻とスタッフの女性に試聴してもらいましたが、あまりの気持ちよさに上質な全身アロママッサージを受けた感じになったと言い出してしまう始末でした。
SACDカンターテドミノ最後のホワイトクリスマスではボリューム表示で47にして再生してみましたが、どこにも破綻なく、見事な再生を味わえることになりました。
結論としてはATOLL IN200LSはTD712zMk2LSとも良い相性を持っていて、音楽を心から堪能出来ることを証明してくれたようです。