2012年03月05日
TD508Mk3LSその3
Category: 製品紹介
☝TD508MkとTD510zMk2LS
この3日間はTD508Mk3のエージングに取り組んでおりました。
アンプはATOLL IN100se CDプレーヤーはCEC CD3800とATOLL SACD200
それにATOLL DAC100を組み合わせていました。
ATOLL IN100seはトランスがダブルということもあり、押し出しがしっかりしていて、迫力満点。
そして、CEC CD3800とATOLL DAC100の組み合わせが店主の予想を超えて、面白いサウンドを聴かせくれました。
爽やか系でありながら、音楽的密度を失わないサウンドでした。
ATOLL SACD200でもDAC100に接続してみました。 SACD200のデジタル出力部分のエージングが終わっていないので、最初は少しもっさりした感じでしたが、エージングが進む連れて明瞭なサウンドになってきました。
CEC CD3800とは違う系統であることは間違いないです。
好みの別れるところであると思いますが、店主は両方好きですね。
さて、前置きが長くなりましたがTD508Mk3LSです。
ノーマル状態で不満であった音の艶などは、見事に解消されてしまいました。
そして、空間の再現もより拡大されました。
音の立ち上がりも音の消え際も、さらに改善されてしまうので、よりリアルで、聴き疲れしないサウンドになりました。
SACDの再生においては、それがより顕著であると思います。
TD508Mk3LSは、その大きさを感じさせない、つまり小さなスピーカーとは思えないサウンドを
提供してくれます。
小さな巨人と言い続けたTD508シリーズですが、TD508Mk3LSでは、それが真実であることを
再び証明してくれたようです。
2012年03月02日
ATOLL IN 100se
Category: 製品紹介
ATOLL IN50seに続いてATOLL IN100seをテストしています。外観は☝のパネル部分を除いて殆ど同じ。しかし、トランスがダブルになっているので重いです。 ATOLL IN50seはTD508MK3LSへの組み合わせとしては価格的にも音楽再生性能的にもバランスが抜群であると思います。 TD510Mk2LSでも充分にカバーしてくれますが、贅沢を望む店主は、さらにATOLL IN100seでは、如何なることになるのかと興味が湧いてしまいました。そこでATOLLIN100seをテストさせてもらうことにしました。
まあ、予想を超えてTD510Mk2LSには抜群の相性で、嬉しい結果になりました。TD510Mk2LSはTD508Mk3よりも磁気回路が大きいので、アンプ側にも余裕があれば、さらに面白いのではと思っていたのですが、その通りとなりました。
幸福なテスト時間を過ごさせて頂いています。
展示機を導入してLSチューニングをすれば、さらにもの凄い世界になりそうです。
楽しみです!
2012年03月01日
ライフサウンドチューニング 人間編
Category: ライフサウンドチューニング
オーディオ機器に対するライフサウンドチューニング(LSチュー二ング)は大好評を頂いております。
しかし、リスナーである人の体調がすぐれないことには、いくらチューニングが良くても、効果を
ご理解頂けない場合もあるのではと考えています。
そこで、人へのライフサウンドチュー二ングとして「プレアデスの贈り物」を御紹介することに
なりました。
そこで、昨年よりさらに何か出来ないかと考えておりました。
そして、生まれたのが本水晶を使用した念珠です。
12ミリの大きな水晶玉で構成された念珠で首にかけていただくことで、心が安定する状態を
お手伝いできるものです。
すでにテストを開始して、多くのユーザーにその効果をご確認頂いております。
京都の伝統工芸の技能を駆使して、豪華な仕上げとなっています。
いずれ詳細についてご案内したいと思います。
2012年02月27日
とてつもない演奏
Category: お奨めのCD・DVD
と2月25日に呟いたところ、お問い合わせが殺到してしまいました。
そこで以下とご案内させていただきます。
THE GENTS 「 Lux Aeterma 」
まず、すごいのは空気感。録音現場の空気が感じられて、その場にいる感じが素晴らしいです。
そして、見事にコントロールされた演奏には感服させられました。
こんな演奏を毎日聴けることは本当に幸福なことです。
2012年02月25日
ATOLL SACD 200その後
Category: ライフサウンドチューニング
ATOLLSACD200LSもいよいよエージングが完了した手応えを感じています。
今日は、新宿のお住まいのFさんに御来店頂き、ATOLLSACD200LSを御試聴頂きました。
SACDを楽しみました。
お持ちいただいCDの中にとてつもなく音楽性が高いアカペラもあり、音楽を深く堪能することが出来ました。
今回のATOLL SACD200LSには、ピックアップ周辺のチューニングは施しておりませんでした。
今回の試聴において、ピックアップ周辺のチューニングは必要なことが確認出来ました。
これはエージングが終わるまでは、判断が難しいところがあります。
このチューニングをすると、より読み取り情報が正確になるので、SACDにおいても、大きな威力になると予想はしておりました。
Fさんには、この点をご理解頂けて宿題とさせていただきました。
宿題ですが、その日のうちに片付けないと気持ちが悪いものです。
夕食後、取り組むことにしました。
早速、ピックアップ周辺のチューニングを実行。
何枚かのSACDとのCDで試聴してみますと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
効果は抜群で、ホールの余韻がさらに長く深く再生されます。
そして、音の艶が違いますね!
これは大変なことになりました!!
やはり、ピックアップ周辺のチューニングは、凄い効果をもたらすものと店主も改めて
感動しておりました!
2012年02月22日
TD510zMK2LS その後3
☝TD510zMK2後部
TD510zMK2LSのエージングも終わりました。この段階で判ることはシビアな部分を持っているということです。セッティングの甘さを許さない訳ではないですが、左右のTD510zMK2LSのセッティングがピタリと合うと、さらに別物の世界が出て来ました。フォーカスがピタリと合うと、ボリューム位置は同じですが、音量やパワー感がアップします。これまでも他のスピーカーでも経験していることですが、TD510zMK2LSの場合は顕著に現れました。
その結果、細部の表現がより見事に浮き彫りにされてきます。
チェロの弓の切り返しの時の音色の僅かな変化、トランペットの響きの伸びやかさ、ボーカルの声に良い意味での湿度、違う言い方をすれば潤いが見事です。
サウンドステージ全体の隅々に渡り音の響きが聴き取ることができます。
さらに質量感も充実してきます。これによって、さらにリアルなサウンドとしてリスナーは
音楽を味わうことが可能です。
この質量感が出ないとリスナーは音楽を深く堪能出来ません。
何故なら、質量感の伴わない音は極端にいえば「嘘くさい音」だからです。
人工的なサウンドとも言えるでしょうか。
この10センチ一発の小さなスピーカー・ドライバーユニットから考えられない質量感です。
見事ですね。
2012年02月19日
TD510zMK2LSその後2
Category: 製品紹介
前回、エージングの結論が間もなく出せるだろうと書いていましたが、今朝、9時からテストを開始してみました。ATOLLSACDとIN50seも同じような時間、稼働しています。ですので、これからを使用しての判断になりますが、岩崎宏美のドボルザーク・ホールでの録音のCDを演奏していました。ボリュームは大きめで。
TECI 1161
ホールに広がるチェコ管弦楽団のサウンドの美しさとホールの姿が見えてきます。
伸びやかに岩崎宏美の声がホールに満ちていきます。
この瞬間に既にエージングは終わっていると感じ取ることが出来ました。
我々の世代では馴染み深い彼女の歌声。今でもその美しさを堪能させてくれます。ホールの良さとバックのオケがより彼女の素晴らしさを教えてくれる名演に聴き惚れていました。
聖母たちのララバイやロマンスなど贅沢な編成が見事ですね。
TD510zMK2LSやATOLLの組み合わせにより、彼女の声の美しさを損なうことなく再生されます。これまでのTD510より、よりシームレスサウンドになっていることが良く分かります。
この艷やかな響きは、これまでにはない大きな魅力でしょう。
2012年02月19日
TD510zMK2LSその後
Category: 製品紹介
TD510zMK2LSは、毎日稼働しております。エージング時間の完了まで、まもなくという感じも
してまいりました。
2月5日から、エージングを開始しています。あれから18日が経過しました。
一日あたり9時間ほど鳴らしております。通算すると144時間は経過したことになります。
初日と比較しますと、かなり音の立ち上がりがスムーズになっております。
自然音、男性&女性ヴォーカル、オーケストラなどなど鳴らしております。
ボディを外せば内部は到つてシンプル。しかし、この構造に叡智が詰まっています。
ジェットエンジンのようなイメージがありますね。
このシンプルさからは想像出来ない、忠実な再生が生まれてきます。
この独り言を呟いている部屋とリスニングルームは別部屋です。
こぼれ聴こえてくる音にもリアルさが満ちています。リスニングポイントにいなくても音楽が
姿がよく見えてきます。
200時間を過ぎれば間違いなくエージングは完了したと言えると思います。
あと7日ほどで結論が出せるのではないかと思います。
2012年02月16日
TD508Mk3その2
TD508シリーズは思い出深いものがあります。
初代のTD508をテストさせて頂いた時に、「これは面白いなあ」と素直に思えました。
そして、それがTDシリーズとのお付き合いの始まりでした。
TD508Ⅱになって、スタンドの形状や取り付け方には不満があり、チューニングで
何とか解決はしました。
でも不満はメーカーの方へ、しっかり伝えさせて頂きました。
優秀なスピーカーを殺すようなことはしないで欲しいという意味を込めて。(笑)
TD508Mk3を内覧会で拝見した時は、あまり気にしないでおりました。
展示機を導入してみて、「よく考えてくれた!」と密かに感動をしていました。
上位機種にあたるTD712zMkⅡと同じ考え方で、合理的にまとめ上げられているからです。
3本の支柱の上にスピーカー本体が乗ります。そして、センターのネジで固定。
スピーカー側に設けられた溝が、セッティングと角度調整を容易にしてくれています。
シンプル・イズ・ベスト!
現在は、TD510zMk2のエージング中なので、このスタンドのチューニングをしていませんが、
おそらく、面白いことになるのではと感じています。
より、TD508Mk3の性能が発揮されるようにしてみたいと思います。
2012年02月14日
TD508Mk3LS
Category: 製品紹介
早速、TD508Mk3とLSチューニングのご注文を頂きました。 ボディが僅かに大きくなっています。
外見からも、より高性能な印象です。
チューニングをしてみると、チューニング以前とでは、音の立ち上がりの速さが違います。
ノーマルでも素晴らしいと思っていたのですが・・・。
切れ味よく、さらに空間再現も拡大されたようになり、微弱音も失速することなく響いて参ります。
特に自然音は素晴らしい結果になってしまいました。
これまでのTD508シリーズには驚かされることが多かったのですが、今回のモデルでも、それは
引き継がれていて嬉しい限りです。
日本が世界に誇れるスピーカーであることは間違いないでしょう。
この価格からは信じられない世界が展開してくれることは間違いありません。
多くの方に楽しんで頂けるスピーカーでもあると思います。
ATOLL IN50seとの相性も良いので、低コストでハイパフォーマンスな世界を堪能することが
可能です。
2012年02月13日
ATOLL SACD200 納品
Category: ユーザー様宅訪問記
ATOLL SACD200を養氣閣の柏倉さんへ納品させていただきました。
「養氣閣」
171-0021 東京都豊島区西池袋3-6-2ハイライフ五岳103号
新しく引越しをされてシステムのセッティングにお邪魔して、何気なく出た会話から
鋭い柏倉さんは「買います!」の一言で決定されました。
こちらもチューニングなどを開始して状況を見つめている渦中でしたので、素早い決定に
びっくりさせていただきました。
が、鋭い判断を裏切らない結果をお持ちすることができました。
養氣閣さんの新しい環境は、とても素晴らしいところです。
木漏れ日が優しく室内を照らし、ATOLLの出身地のフランスの何処かのお城の中のようです。 この空間にATOLLSACD200はマッチしています。その姿も音質も。
奥様の手作りのケーキを頂く、極上の時間を過ごさせて頂きました。
2012年02月10日
ATOLL IN50se
Category: 製品紹介
価格を超えてイルであろう音楽再生を聴かせてくれるATOLL IN50seですが、SACD200、TD510zMk2にライフサウンドチューニングが施されると、いよいよIN50seにもライフサウンドチューニングが必要になってきたようです。
最近はお陰様でライフサウンドチューニングのご要望が多く、また御来客も多いので、チューニングをする時間が限られてしまっております。
お待たせすることも多く、申し訳なく思っております。
ですので、お待ちいただけ分だけ、より音楽を楽しんでいただけるよう心がけております。
今回のチューニングでIN50seは音質の明瞭度、パワー感がさらにアップ。
この価格帯で、この音楽性は素晴らしいとしか言えない状態になっております。
TDシリーズの良きパートナーとなってくれるようで店主も嬉しい限りです。