2013年11月11日
ストラディバリウスの謎その2
今日は、知人の方が経営するバイオリン工房へお邪魔しました。
その目的は、「ストラディバリウスの謎に迫る」ということです。
とはいえ、いきなり高額なバイオリンでテストをすることも難しいので、40万円代のバイオリンにライフサウンドチューンニングを施してみました。
最初はヒーヒーした音でしたが、ライフサウンドチューニングを施すと潤いのあるサウンドに変化しました。
さらに弓もテストしてみました。5年ほど使われた弓で、かなり疲れていましたので、これもチューニングして癒してみました。
癒す前よりも弦に対するトレースが改善されて、よりエネルギーの伝達効率が良くなったようで、
ひっかかりもなく、響きの良い音が生み出されるようになりました。
これは大変重要な問題であると思います。
演奏家の努力が報われるか、報われないのかは楽器のコンディションが大きく影響すると思いますが、その修正方法はこれまでのバイオリンの扱い方では無理であるということが今回明確に理解されてしまうことになりました。
今後も研究を重ねてみて、演奏家の強い味方になれるようになればと考えております。
そして、現代のストラディバリウスを世に送り出せたらとも考えております。
2013年11月06日
今日の内覧会で驚いたこと
Category: 店主の独り言
今日の内覧会へ出席して、驚いたことがあります。
そレは会場です。
この会場はフランス人の方がバイオリンの修理などを行っている工房に併設されているものです。
つい最近ストラディバリのことについて、つぶやいたばかりでしたので、一緒に参加したアシスタントの妻も驚いておりました。
そこで、今回、このバイオリンに対して、ライフサウンドの技術が如何なる影響を与えることが出来るのかを本格的に調べてみたいと思いました。
そこで、ある工房へご協力のお願いをしてみました。
その結果は来週の月曜日以降に分かります。
いきなりストラディバリの音を出すのは、大変なので、オリジナルに比較して、かなり良い結果を出せることを目標にしています。
楽器製作者の夢である現代にストラッドを蘇らせる第一弾のテストです。
次にやはりと思ったことは内覧会場で、サランネットがサブウーファーの側に置かれていました。
しかし、これは音を妨げていて、音抜けが悪いので担当者にお願いして、どかしてもらいました。
すると音の抜けが良くなりました。
次に説明のために下げられていたスクリーンを巻き上げてもらいました。
これによって音波が飛んでこなかった状態から、音波が飛んできて試聴席にいる私たちに
ヒットし始めました。
やはり音にとってスクリーンは大敵であるのが今回の試聴でも明らかになってしまいました。
音と映像の両立は難しいものです。
2013年11月06日
TD725SWMK2&TD520SW
TDシリーズのニューモデルの内覧会がありました。既に報道はされていると思います。
手前がTD725SWMK2、奥がTD520SWです。
再生周波数帯域はTD725SWMK2が20Hzから150Hz、TD520SWが25Hzから150Hzです。
価格はTD725SWMK2が504,000円とTD520SW262,500円です。
ブラックのピアノフィニッシュ仕上げでコーナーは角を落としたラウンド仕上げとなって、全モデルよりも、音響的に有利は仕上げとなりました。
詳細については何れメーカーからも公表されると思います。が重量はTD725SWMK2が51kgと TD520SWが37kgとなっています。
サイズはTD725SWがMK2W545XH500XD524、TD520SWがW459XH420XD444となります。
一人で運べるのはTD520SWですね。また、これだけの低音を再生するには、それなりの広さが必要です。そこでライフサウンドではTD520SWを展示する予定にしています。
販売は来年の2月からです。これ以外にTD316SWMK2 115,500円も発売予定ですが、こちらは少し遅れそうです。
モデルの型式にあるとおり25センチ 20センチ 16センチのスピーカーユニットをダブルで搭載します。
かなり便利な機能もあるようで、楽しみな製品です。
試聴の感想は、TD725SWMk2は圧巻ということにつきます。これはかなり広大な空間でその実力を発揮するだろうと思います。
TD520SWは価格的にも一般家庭でも使いやすい大きさですが、これでも大きいかもしれません。
レスポスも更に改善されています。これまで不満に感じていたボディの仕上げからくる音の濁りも
消えたようです。
TD520SWがTD712zMK2やTD510zMk2と組み合わせると、それはオーディオ史上において希なる正確性を持った真のHIFIなスピーカーセットになると思います。
それ以外に面白い製品が登場しました。アンプ内蔵のワイヤレススピーカーです。
これも来年の2月に発売されます。
価格は131,250円です。大きさTD508に似ています。8センチ口径のユニットを搭載してます。
これも展示予定にしておりますので、どうぞご期待ください。
2013年11月04日
ストラディバリウスの謎
NHKでストラディバリウスの謎をいう番組が放映されていました。
この銘器の謎に迫るというものです。これは長年にわたり研究されてきたことです。
「ニスに秘密がある」と言って研究された方もおられました。木材だということで北イタリアの
スプルースに秘密があるとも。ニスに関しては、ごく普通のニスであったことが解りました。
構造を真似ても同じ音は出ません。最近は測定技術が進んでいるので、最新の測定機器で
ストラディバリウスの構造を分析してみてもいました。
しかし、最後の最後まで外見的な分析をしても同じ音は出ないでしょう。
それはストラディバリウスの魂が籠っていないからです。
ライフサウンドではバイオリン製作家のご協力が得られるのであれば、この長年の命題に
取り組んでみたいとも考えています。
長年にわたりオーディオに取り組んできましたが、それは銘器たちが奏でる音色を再現するためでもありました。
AVALONーLSやライフサウンドメーカーを開発したことで、よりリアルな再生が可能になってきました。
そして、これは人類の秘密にも触れてしまっているところでもあると思います。
すでに録音されて記録されているCDであるのに音が変化するのですから。
その技術の応用で、現代にストラディバリウスを蘇らせたいと考えています。
いつの日か実現できること今は信じるしかありませんが。
オーディオ屋でありますが、オーディオを通じて、見えない真理を理解させてもらえたのです。
ですから、オーディオへの感謝ということで、この命題を実現したいものです。
すでに技術はあるのですから。
2013年10月22日
ご感想を頂きました。
最近は、店主もATOLLとTDシリーズの音に満足していて、ブログをかなりサボっておりました。来月にはTDシリーズに新しい仲間が加わることをご報告できると思います。
ライフサウンドのシステムもサテライトシステムに成長できると予想しております。
さて、最近、CDと大黒天をご注文いただいた、岐阜県にお住まいのHさんから
ご感想を頂きましたので御紹介させていただきます。女性の感性でのご感想です。
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こんばんは。CD2枚と大黒天を注文致しました 岐阜県のHです。
『ポリネシアン・スパ』『ナチュラル・ストレス・リリーフ2』共に目を閉じて聴いてみますと 自然の中で時間を忘れてのんびりと癒されているようでした。
最近、仕事の方が少しバタバタしていて、疲れて帰って来た後の心と身体のご褒美としても聴いていきたいと思います。
そして、とても福々しく見ているだけでも幸せになれる『大黒天』をミニコンポの上に置いて 今回のCD2枚と、大好きでよく聴いている『サウンド・オブ・ミュージック』のサントラ盤を聴きました。
波の音などが柔らかな感じになっている様でしたし、サウンド〜の方はいつもよりマリアの歌声が無邪気や女性らしさが伝わってくる様でした。
これからオーディオやその環境など…素敵な音楽を聴いて行きたいと思っています。
2013年07月26日
TDA501ⅡLSチューニングのご感想を頂きました
Category: お客様の声
先日行いましたTDA501ⅡLSチューニングのご感想を頂きました。
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一昨日届きまして、しばらく聴いていましたが、以前よりも立体的に鳴るようになって、さらに聴きやすくなった気がします。TDA501Ⅱは307や508用だと思っていますが、TD510も十分駆動してくれて良かったです。
なるべくお金をかけずに良い音を目指していたので、とても満足しています。
またお世話になるかもしれませんがよろしくお願いします。
2013年07月23日
TDA501ⅡLSチュ―ニング
相模原にお住まいのSさんからTDA501ⅡへのLSチューニングのご依頼を頂きました。
早速、チューニングをしてみるとノーマル状態より、明らかにシームレスサウンドに変身。
音の深みや切れなども改善されて、音楽をリラックスして聴くことができます。
テストにはTD712zMK2LSを使いましたが、しっかりと駆動してくれて楽しい音楽を聴かせてくれました、