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2014年03月22日

SIMAUDIO Moon Nēo 260D

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今日までに260Dのブレークインのために78時間ほど稼働しました。精緻で正確なサウンドにはリスナーは大変驚いてしまうことになるでしょう。それでいて無機質の音はありません。音楽が深く楽しめることになります。

オケを聴いても低音域のコントラバスの音や、トランペットさらにヴィオラなど実にリアルですね。

ピアノの音の出方がまるでピアノです。特に下方向への音が素晴らしい。音の歪がないので

これまでにない音楽再生の奥深さを体験させられてしまいます。

これまでにない発見もしています。ATOLLとは違う性格を持っています。これだけ完成度が高いとLSチューニングに出番はあるのかと思っていましたが、いろいろとチューニングポイントは存在していました。

チューニングをすると滑らかで人に優しいサウンドを聴かせてくれます。

ともかく音を厳格に捉えてくれますが厳つい音ではありません。

オーディオに興味のない普通の人でも感動してしまうと思います。

びっくりさせられっぱなしの店主でした。

 

2014年03月20日

SIMAUDIO Nēo260D&250i

Category: 製品紹介

以前から気になっていたSIMAUDIO。それは開店当初YBAを扱っていたころに遡ります。

YBAの音味を薄くしたような印象を持っていました。

しかし、この新しいNēoシリーズはまったく異なるものでした。

日本の総代理店であるDYNAUDIO JAPANに試聴機をお借りしたのですが、予想を超えた結果を体験させられてしまいました。

デザインも良く、精妙な造りにまず感動。さらにプリアウトが250iには搭載されているので、プリアンプとしても使えそうです。さらにサブウーファーとも接続が可能。ATOLLと同じように使えます。

そして、驚いたことが音が正確であり精緻であり、さらに音楽性が高く、リアルなライブ演奏のように

リスナーに迫ってきます。

特にこのような音の質は上質な真空管の音のような輪郭を持っています。

さらに低音域での腰のあるサウンドは特質ものです。さらにどのドライブ能力の高さには驚異すら覚えました。但し、400時間のエージングを必要とするということで、安易に評価はできないと思ってもいました。

このインパルス応答に優れた250iはTDシリーズとも相性が抜群ですので、ATOLLとは、また違った世界を堪能出来ることなると予想されます。

貸出試聴機を一晩ならしておくと昨日よりも繊細な表現が可能になりました。

しかし、まだ厳密に言えば粗いところもあるので、研究するためには導入をするしかないという結論になりました。

そして、昨日届いた250iとD260の一晩テストを終えてLSチューニングを開始しました。

 

チューニングをするために内部を確認したろころ極めてシンプルな構成となっています。しかし、無駄がないとも言えます。この姿をみても感動でした。

初めてチューニングするメーカーですのでどのような結果になるのか店主も楽しみでした。

チューニング箇所は電源部のコンデンサー、内部配線、基盤固定ネジ、さらに左右横ボディ部分と天板でした。

その結果として微妙な粗さは姿を消し、透明感が増してくれました。さらに明瞭なサウンドがさらに明瞭、明確となりリアルな表現をしてくれます。

400時間のブレークインが必要と取扱説明書にありますが、本当にそうなのかなと思うほどでした。

歌詞なども明瞭で口元の様子が分かるとアシスタントの妻まで騒いでいました。

さらにブレークインの経過における感想を今後も掲載します。

 

 

 

2014年03月19日

TD520SWへのLSチューニング

Category: ライフサウンドチューニング

 

TD-M1のエージングが終わり、少々気になっていたTD520SWへLSチューニングを施してみました。

重さもあり、チューニングは大変かもと恐れていたのですが、新しく入荷したSIMAUDIOたちの

音の正確さに刺激されてしまい、このままではダメとの結論に達してチューニングを開始しました。

 

店主が予想していたより遥かにチューニング作業は楽でした。そして内部ケーブルはオリジナルのままと判断して、磁気回路、磁気回路カバー端子、配線ケーブルへのチューニングを行いました。

TD520SWもかなりエージングは進んでいたのですがノーマルですと、こんなものかなと誤解してしまうところもあったのですが、チューニングをしますと弾むような低音がバンバン出てきて元気に仕事をし始めました。これには嬉しい悲鳴を挙げてしまいました!今更ながら「凄い!凄い!」とアシスタントの妻にもアピール。それであれこれ聴き直してみました。

空間の豊かさが圧倒的に改善され、よりインパルス応答に優れた低音へと変化しました。

もともとインパルス応答に優れている製品でありますが、SIMAUDIOのMoonNeo250iの優れたドライブ能力に刺激されて音の芯の出方が変わり始めていました。そこへチューニングをしたものですから、余計にその効果が確認出来ることになりました。

250iについては後ほど感想を書きたいと思っています。

ATOLLとは異なる性格を持ちライブ再生に優れた性能を持っています。

お楽しみに!

 

 

2014年03月19日

ECLIPSE TD-M1エージング終了

 

TD-M1のチューニングもさらに2箇所増えました。そして、エージングも終わりました。

チューニングが2箇所増えた理由は磁気回路カバーが音質に与える影響を確認したからです。

そのためにやや粗めというか鈍な感じの音の消え方になっていました。

当然、音の立ち上がりの音色もちょっと色気なしという感じでしたので。

さらに試聴された女性のお客様もその点に少し「???」だったようです。

そこで、磁気回路カバーが音質に与える影響を改善してみました。

するとバイオリンの音色は非常に繊細に変化しだし、さらにピアノのタッチもより明確で

さらに輝くきが出てきました。

オケの演奏中にティンパニーのマレットの動きや、マレットの質が見えてくるようです。

エージングが終えた特徴は、良い意味で音が乾いてきます。

それまで湿気たような感じでした。

 

 

さらに高さ方向もより表現が出てきました。

小さな巨人と初代TD508に対してあだ名をつけましたが、TD-M1はまさに小さな巨人の遺伝子を受け継いでいる傑作です!

2014年02月19日

ECLIPSE TD-M1エージング中

Category: 製品紹介

昨日、チューニング作業を終えて、今日はECLIPSE TD-M1のエージングをしています。

チューニングの結果、ノーマルよりもより洗練されてしまっていますが、まだ新しい音がしています。

様々な音楽に触れさせて経験を積ませることで、より音楽を正しく表現できるようになります。

試聴していて驚くのはベースの音です。ビーンと音が出てきてベースの弦の振幅が目に見えるようです。そして、音が鈍らないのが凄いとしか言えません。

私の知る限りにおいてはニアフィールドの音楽再生では世界最高の水準を持っているのではと思います。

 

 

音楽を楽しむ事に没頭してしまう素晴らしいシステムです。

 

2014年02月19日

eclipseTD-M1のチューニングを終えて

 

 

                                                      ☝TD-M1のスタンド&アンプ入力端子

今日は1日かけて、TD-M1へのライフサウンドチューニングを行いました。これまでと同じところもあれば、そうでないところもありました。

大変、有意義な時間を店主も過ごさせてもらいました。

現時点でのチューニング箇所はTD-M1全体では両スピーカーで18箇所。

電源ケーブルで16箇所になりました。

その結果、ノーマル状態より音の濁り、こもる感じが姿を消してくれました。

そして、立ち上がりがさらに自然な方向へ行きました。音色もより豊かです。

使用したアルバムはクリス・ボディ、トニーベネット、川井郁子などでした。

大変、素晴らしい演奏が、この小さなシステムから豊かに表現されてしまいます。

 

 

 

 

 

クリスのアルバムは癒されますね。この癒しの感じが阻害されないかを調べています。

さらに彼のトランペットの音色の輝きが存分に表現されるかを確認しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TONYのこのアルバムではピアノの音やJosh Grobanの透明な声の音色とTonyの歴史ある歌声の魅力がしっかり再現されるかを確認しています。

 

 

 

 

 

 

川井郁子は若いころの妻に似ていてびっくりしたことがあります。彼女のコンサートに行ったら姉妹と言われてもおかしくない感じでした。(残念ながら妻は彼女ほど色っぽくありませんが。)

それもあって私のお気に入りのアーティストです。

彼女のバイオリンの音色はもちろん、バックで演奏されるギターやカスタネットの立ち上がりの素晴らしさに魅了されてしまいますね。そして、彼女の奏でるバイオリンは心をマッサージしてくれるように響いて参ります。このバイオリンの音色を聴いていると何もしたくなくなってしまうので、困ってしまうところもあります。あまりにも気持ち良いので、チューニング作業も中断してしまいます。(笑)

 

2014年02月18日

ECLIPSE TD-M1の怖さ

Category: 製品紹介

 

 

ECLIPSE TD-M1の怖さ何て大げさなタイトルと思われてしまうかもしれませんが、店主もアシスタントの妻も、新しい時代というか21世紀のオーディオ再生の姿を、このTD-M1に見せられたように感じています。

機械を遊ぶ時代から、音楽を楽しむ時代に変わって行くということです。オーディオは本来、音楽再生を楽しむものであることは何時の時代も変わらないと思います。しかし、20世紀のオーディオは、その機器選びが楽しみの一つになっていたと思います。その為に高額な製品を導入して家計を圧迫していた時代でもあります。そのために女性陣からは「ブーイングの嵐」というお宅が多かったように思います。

しかし、このTD-M1はスピーカーとアンプが一体となっていますので、置き場にもあまり不自由しないし、価格から言っても家計を大きく圧迫するものとは思えません。

さらに音が素晴らしいですね。リアルです。時間を大事にしたことで、これまで出そうで出なかった音が軽々と表現されています。ピアノの弾く音が凄いですね。音の質感だけでなく、質量も感じられます。また、これはピアノでは顕著に感じられますが、他の楽器やボーカルでも同じです。

こんな凄い音は、何百万円も出さないと出ないとも言われていた音かもしれません。

これでは!

 そして、やや無機質の印象を持っていたTDシリーズのスピーカーが有機質的サウンドを奏でてくれるのです。

最近はデジタル一眼の世界ではローパスフィルターレスが流行っています。このTD-M1に内蔵されたアンプもノイズフィルターレスとなっていて、音質の変容がないという感じですね。

このようなサウンドを見事に実現した富士通テンの皆様にはスタンディングオベーションで感謝を表現したいですね。

しかし高額なオーディオ製品の出番が無くなってしまうかもしれませんね。

怖いですね。高額製品を販売しているお店にとっては大変怖い相手の誕生ですね。

 

さらに言えばLSチューニングも参加できる余地を残してもらえていたことも有り難いことです。

 

2014年02月17日

TD-M1 チューニング開始

Category: ライフサウンドチューニング

TD-M1のテストを重ねています。そこでまず気がついたことは便利というかオーディオのこれまでの概念を壊してくれたということです。

ともかく気楽に置いて、つまり厳しくセッティングをしてということが不要なのです。当然ですがしっかりセッティングをすれば、それは最高ですが、食卓において気楽に音楽を楽しむことができますね。

とはいえライフサウンドが取扱う以上、それだけでは面白くありません。

最初の1時間ぐらいの試聴では、やはり、内部配線材にともなう音がこもる感じが気になりました。

これは耳が疲れますね。この点はTDシリーズのスピーカー全部に言えることでもあります。

この点をまずチューニングしてみることにしました。

アンプ直結型のスピーカーユニットですから、手を入れるにはこれまでは違う方法を選択するしか

ありません。

そして、配線材の問題をクリア出来たかを、早速テストしてみました。使用したのは娘のIPODでした。

見事に音のこもる感じは消えてくれました。

こうなれば健やかに音を楽しむことができます。若い人の耳には疲れる音であったものが

見事にクリアーになり、疲労を忘れるサウンドになりました。

チューニング1日目は大成功でした。

さらに細かいところに手を入れてみたいと企んでおります。

 

2014年02月14日

TD520SW

Category: 製品紹介

 

遂にライフサウンドにも520SWが上陸しました。オーディオ店を始めるにあたり、三次元再生を目標にスピーカー選択をしていました。その時に出会ったあるスピーカーシステムの素晴らしさに感動をしていましたが、価格が滅茶苦茶なので諦めていました。そしてNHTに出会い、ライフサウンドの基本ができました。あれからかなりの月日が経過して、この度520SWが生まれてくれたお陰で、理想とする再生を実現することが出来ました。さらにATOLLたちが生まれたお陰でプリによるSWのコントロールが容易になりました。

本来はTD725SWMk2を設置したいところですが、あの重さでは私一人で動かすことはできません。

さらに空間的にも設置をすると他のものが置けないこともあり、ひとクラス小さい520SWになりましたが、20センチ2発もあり、レスポンスが良いので体感音圧的迫力はTD725SWMk2に少し譲りますが一般家庭で使用するには十分ではないでしょうか。

試聴してみるとベースがゴリゴリと鳴るだけでなく、音楽の印象が全く異なってきます。

その演奏された空間のいる感じがより強くなってきます。

さらに低い周波数の再生が充実してくるので、心の安定感も増してくるようです。

美しいピアノフィニッシュとコーナーにアールを持たせた仕上げは目にも優しい外観です。

 

                                               ☝リアパネルを見ると機能が充実していることがわかりますね。

音楽再生に深みが出てくること間違い無しの520SWです。

TD712Mk2LSで組み合わせて鳴らしていますが、もう少ししたらLSチューニングに取り組んでみたいと考えています。

 

2014年02月14日

TD-M1&520SWSUBWOOFER

 

昨年度から待ち望んでいたTD-M1とTD520SW SUBWOOFERが入荷しました。

早速、TD520SWはテストを開始しています。

TD712zMK2LSとの組みわせです。

3D効果は抜群です。重さもあり、運搬するのが大変ですが、それだけの価値もあるのが嬉しいですね。

現在はノーマル状態ですが、気になる点もあり、チューニングしてみたいと店主は考えていますが、

重さが重さだけに簡単にチューニング作業に入れる感じがしません。(汗)

 

本当TD725SWMK2も入れたいのですが、重量が50キロを超えると一人で持ち運びが困難になります。

人手があれば可能ですが、弱小小売店の当店ではそれは無理なので、TD520SWにしています。

また価格的にも入手しやすいTD316SWMK2も3月には入荷する予定です。

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