お蔭様で。
ここ最近は、SONYのHAP-Z1ESへのWavetuningのご依頼が増えています。
当然ですが、Wavetuningの効果を最大限に引き出す為には、これまでの
ライフサウンドチューニングやCOSMICチューニングが必須です。
↑チューニングを待つHAP-Z1ESたち
この黒い箱に入っているHAP-Z1ESは、この時代に於いて人類が得た最高の音楽再生機の一つでしょう。
デジタル文化の中で、画期的な存在です。ハイレゾの問題を克服してしまった製品です。
DSD方式の恩恵は大きなものです。
しかし、メーカー側の製作予算もあるので、予算を超えてしまえば、さらに凄い存在になるのはメーカー側の設計者たちもご存知だったことと思います。
ライフサウンドでは、予算の関係から手を付けられないであろうと考えられる部分の一部を変更しています。さらにそれ以外ではライフサウンド流の振動対策や内部配線材の問題をクリアしています。
この偉大なる存在に最高の敬意を持って行う数々のチューニングによって、店主の知る限るでは、最高のデジタル方式による音楽再生を手に入れることが可能になったと信じております。
ここで誤解をされないようにお願いをしたいのですが、HAP-Z1ES単体では、その最高の音楽再生が手に入るわけではありません。HAP-Z1ESの能力を受け止められる周辺の機器やケーブルにも手を入れてあげる必要があります。さらにリスニングルームの管理が大事になります。
巷でよく見かけられるのが機器単体の評価をして、良いだの悪いだのと言う話がありますが、それはとても危険な話であると店主は考えております。
正しくは、その評価される機器が、どのような環境において、その評価をされているかということが大切ではないでしょうか?
先日、クロックについてお問い合わせがありました。性能の良いクロックを導入することで
良い音楽再生が得れるのではと期待をされてのお問い合わせでした。
そこで、その前にやるべきことが沢山ありますよとお答えをして、その実証のためにご来店頂きました。
そして、現在お使いの電源ケーブルをお持ち頂き、その影響についてご確認を頂きました。
かなりなショックを受ける再生になってしまったことをご確認頂き、優秀なクロック製品を入れたとしても、電源ケーブルの問題がある限り、その能力が正しく発揮されることはないということを体験して頂きました。
これは電源ケーブルのみならず、他のケーブルにおいても同じことなのです。
その点がもっと広く理解されたらオーディオ再生はさらに素晴らしいものになっていくと思います。
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