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  • lifesound

お薦めするものを販売しています。

ライフサウンドはライフサウンドが厳選したものを販売させて頂いています。

量販店ではないからです。さらにスーパーマーケット的な販売はしていません。


昔は展示している製品が少ないとか言われてしまっていましたが、販売側がしっかりと研究もしないものを雑誌の記事や輸入元のセールス文句だけで売るようなことは無責任ではと思っていたからあれこれ置くことは行っていませんでした。さらに店の床面積も小さいですから。(笑)

本気で扱う製品について研究をしたら、かなりな時間が必要になります。

それをしないでいるから値引きで逃げているような販売形式がまかり通っているように

思います。

さらに音響的に多くの製品が並んでいる中での再生は純粋な再生にはなりません。

そこに並んでいる機器全ての影響を受けるからです。

それが分からないで沢山機器を並べて販売している方が多いのですね。大変残念なことです。


殿様商売とか言われていたこともありましたが、それは日本市場から見たらそうなのかもしれませんが、店主がサンフランシスコでオーディオ専門店を見学した時、やはりそうでした。日本のような販売はしていませんでした。予約制で、尚且つお店が薦めている組み合わせを紹介していました。

誰にでも満足してもらうように大量に展示して販売するためには相当の資本と店舗面積、それから人員が必要になりますよね。

それでも満足して頂けるかは疑問です。


また、オーディオを電化製品と同じと思っている方は、オーディオ機器による音楽再生というものが分かっていないのではと思います。

オーディオ機器を買って部屋に置けば良い再生が出来ると思っていたら大間違いです。


オーディオ機器による音楽再生は、その機器が置かれる環境整備をして初めてまともに機器が働けるのですから。

さらに空気の管理や振動管理なども必要です。空気の管理と言うと直ぐに無響室のような

事をイメージされてしまう人もいると思いますが、それは一部は必要ですが全てに必要ではありませんね。

吸音材を使ってしまうと必要な音の響きを全て殺してしまいます。

お部屋の広さを無視して大型の製品を入れても、その真価は発揮されません。

昔も話しましたがナッドというオーディオメーカーの社長が話をしてくれたことがあります。

何故、部屋の大きさに合わない大きなスピーカーを売るのだろ?と集まった日本のオーディオ販売関係者に苦言をこぼしていました。


アメリカなどでは大きな部屋が使える人が多いので、大型システムを欲しがりますが、イギリスはあまり大きな部屋を使っている人は少ないようで、小型システムが多いですね。

その国の住宅事情がオーディオ選択に影響しているようです。


最近ご来店された方はネット情報まみれでおられました。その情報で集めた機器を持ち込まれてご一緒に試聴をさせて頂きました。ネット情報に洗脳されているので最初は大丈夫かな思っていましたが、幸い、その方は素晴らしい感性の持ち主で、しっかり音を聴き分けられていました。

ですから手持ちの機器に不満を持たれて、その不満が正当なものであるかを一緒に確認されたかったようです。

ネットで流れた情報とかけ離れていることに気が付き始められていたところなので、実際に

その状態を話し合うことでご自分の感性の正しさに自信を持たれて新たなる段階へ入られてしまいました。


さてライフサウンドがお薦めしている製品が全ての方にご満足していただけるかは分かりません。

しかし、ライフサウンドの個性を大事にしなければ意味がないと思っています。

例えばスピーカーではTDシリーズが絶対的にお薦めしているのは20世紀型のスピーカーではなく、さらに正確な再生が出来る数少ないスピーカーだからです。

スピーカーキャビネットの制約を受けない唯一のスピーカーでもあるからです。

その世界は、数多くの時間を音楽に費やして来た方には直ぐにご理解頂けるものです。


また色付けが少なく20世紀型で頑張っているスピーカーもあります。それがCHARIOのLYNXです。


そしてデンマークの雄であるDYNAUDIOです。そのDYNAUDIOでもお勧めするのは

一番廉価なEMITシリーズとSP40そしてCONTOURシリーズです。最上位機は?

と思われる方もお有れると思いますが、よほどの資金が無ければ鳴らしきるのは、かなり

困難だからです。



























閲覧数:75回1件のコメント

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1 Comment


goodmmlf437
goodmmlf437
Jan 09, 2020

ヨーロッパでブックシェルフのスピーカーの普及が多いように見えたのは、部屋の容積の関係だったのですね。

所有のブックシェルフのスピーカーに益々愛着が湧いてきました。

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