イタリアン同士
更新日:2020年1月15日
LYNXのバーンインが済んだのでイタリアン同士比較してみました。
右が20年以上前に導入したオペラ。左が最新のLYNXです。
LYNXはゴム被膜のスパイクが付属していますので背が高く見えます。
箱容量も同じようなものですが、ツィター口径が違います。オペラが28mm
でLYNXが38mm。
この違いは比較すると直ぐに分かりますね。店主どちらも好きなので良いのですが、
比較するとLYNXは高域より中域よりの感じ良く分かります。
ウーハーは共に130mmですが、同じ口径ですがLYNXの方が深い低音が出てきます。
このサイズのスピーカーとは思えない低音が出てきます。サイズを忘れさせてくれます。
当然の事ですが38㎝クラスの大きなウーハーの様ではありませんが見事なバランスを
持っているのでサイズを忘れさせてくれます。LYNXの方向性が比較すると良く分かりました。小型でありながら中型スピーカーのような存在感を狙っているのでしょう。
ですから小型だから小型なりの音と言う感じがしません。
オケを聴いてもそれなりに楽しめます。TAKE FIVEを聴いたのですがドラムの迫力は
素晴らしいものです。ベース音も良い感じ伸びてくれます。
LYNXでテストしたことで面白かったのがバスレフポートです。底面にバスレフポートの口があるので設置される面の素材の影響を受けことだろうと容易に予想していました。
そこで3つの素材を使ったテストをしてみました。
1.DYNAUDIOのスピーカースタンドの天板
2.LSエボニーパッド
3.アコーステックアンダボード・ベビー
1の場合は音像が肥大してしまい音の芯が見えません。ボワーンとした感じです。
2の場合は1よりも音像がハッキリして音の芯が出てきます。
3の場合はさらに音像がハッキリするだけでなく芯のある音であり、さらにエネルギー感が豊かになります。
テストした中では3のアコーステックアンダーボード・ベビーが一番音楽再生が面白く感じられました。
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