ヨーロピアンサウンド
- lifesound
- 2月22日
- 読了時間: 2分
更新日:2月23日
最近良く聴いているのがSPから起こしたCD。
ROTELが登場するまでは、熱心に聴いてはいなかった。それが、現在ではまるで異なることになってしまいました。

ともかく楽しいのと新しい発見があります。
ボリュームを絞って聴いても楽しく、ボリュームを上げても楽しい。
過去の名手が蘇る演奏が行われます。

このアルバムはサンプラー盤で、著名なヴァイオリニストの演奏が味わえる盤です。
今回、アドルフ・ブッシュの演奏に強く惹かれてしまうことになりました。
不思議なことに、このサンプラー盤を聴く前に何故か以下のアルバムがCDの棚から出来てきたのです。

上のアルバムも未開封のものでした。サンプラーを聴いてから、ドイツ的ヴァイオリン演奏の面白さを味わいたくなり、リッピングをしました。
サンプラー盤は購入したことは覚えていましたが、ブッシュ四重奏団のアルバムは、全く記憶にありませんでした。
とても納得出来る音楽を聴かせてくれました。これらの歴史的録音を聴くのが楽しくなった一番の原因はROTELたちのお陰で有ると思います。
ROTELはアメリカンサウンドではなく、これらは「ヨーロピアン・サウンド」を味あわせてくれるのです。
ですから、ヨーロッパでも支持されています。
音楽があるのです。
これらのサンプラー盤は現代的なHI-FIな録音ではありませんが、音楽を聴かせてくれるのです。
それが嬉しいですね。ましてやGreat Sixteenで鳴らすと自然な余韻が美しく楽しめます。
その御蔭でしょうか、現代的なアンプで鳴らしても、長くは聴いていられません。
この魅力に取り憑かれてしまうと、モダンなアンプがつまらなくなってしまうことが恐ろしいです。
楽器が楽器らしく鳴る。それは楽器が持つ響き、音色、余韻がしっかりと再現されるからでしょう。無機質な響きではなく。演奏者の心が響いてくるからでしょう。
それを味あわせてくれるのがROTELたちです。
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