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ライフサウンド流適材適所

今回もライフサウンド川越研究所の所長M.O氏の呟きです。

オーディオ製品の歴史はエジソンから始まり現在に至っています。

家庭用のオーディオが普及する前には。大勢の人の前で働き、隆盛を築くこともありました。

戦争のときにはプロパガンダとして映像とともに使われました。そのために主要国においては研究が進みました。それは機器だけでなくケーブルもそうですね。

そして、その影響から家庭用にまでオーディオ製品が進出して、隆盛を極めました。

しかし、隆盛を極めたオーディオの世界ですが、最近は当時に比較したら影が薄いようにも

思います。

それはオーディオの神様がおられるとしたら、メーカーや販売する人たちに、警告を発しておられるように店主は感じています。

店主も子供の頃からオーディオに親しむ機会が多くありましたが、自の力でオーディオに取り組んだのは大学生の時代。その頃は、様々な有名メーカーやガレージメーカーが沢山ありました。

それから社会人になって働き出して、新しいオーディオ製品に入れ換えました。

定価で言えばスピーカーもアンプも併せて当時で50万円ぐらいでした。

しかし、出てくる音は以前のシステムの方が音楽があり、温かかったのです。

聴けば聞くほど面白くなく、結局は映像用にすることで、誤魔化していました。

当時の製品のパンフレット見るとS/N比のことばかりでした。 ノイズが騒がしく無くなることは確かに有難いことですが、「だから何なの?音楽再生の面白さは?」という疑問に

悩まされることになりました。

そして、オーディオ再生にお金をかけるなら、良いクラシックギターに投資する方向へと舵を切りました。クラシックギターの先生やギタリスト達からは「オーディオでは真にギターの音は再生出来ない!」と強く言われてもいました。それはステレオ再生でアナログレコードの演奏を聴きながらギターの調弦をしてみたのですが、左チャンネルと右チャンネルのスピーカーから出てくる音の高さ違うのです。それは高校生の時に体験したことで、ギターの先生たちが言われて、言葉の意味の一つを気が付かされた思い出もありました。


しかし、父の介護が始まり、また社会人としての仕事もあるとギターと触れ合える時間がかなり減りました。昔は1日5時間は弾いていましたが、1週間から2週間に1時間ぐらいと極端に減り、愛用のギターに申し訳ない気持ちになり、もっと大切にして下さる方へと譲ることになりました。自分のギター遍歴のなかで一番合っていた楽器でしたので、悲しい思い出にもなりました。そして、介護の合間に音楽を聴きたいという事になり、オーディオ製品を改めて探すことになりましたが、過去の販売員さんとは違い、音楽をどう楽しめるかと言うよりは、安くてお得ですという話ばかりに呆れてしまい、最終的には自ら販売側に回ってしまうという結果になったのでした。


ですのでライフサウンドではお得ですと言う意味は、素晴らしい音楽再生を味わえると言う意味で使わせて頂いています

値段が安くなってお得ですよとは言いません。安物買いの銭失いになる可能性が高いからです。

また音響空間の大切さに重きを置かないで陳列に力を入れているお店が多いところでお得なお買い物が出来るのかという疑問もありました。ですから自らが販売側に回ることになって、その点にも意識を置いて仕事を始めました。

30年前からあれこれしていたことが、最近はあちらこちらのお店でも、そのようなことに注目してくれているお店も出て来たことは嬉しいことです。

またライフサウンドへきて物真似をして、稼いでいるお店もあるようです。それも有難いことで、ライフサウンドの正しさの一部を証明してくれていると思うからです。

しかし、最近行っていることは、真似したくても真似できない内容が増えています。

21世紀のオーディオ再生を目指しているライフサウンドでは20世紀型の考え方では限界があると経験上分かっています。しかし、だからと言って20世紀に培われた技術を否定するものでありません。

その技術が基礎にあるから21世紀型のオーディオ再生が可能になるのです。

 





そこで今回もライフサウンド川越研究所の所長を務めて下さっているM.Oさんから呟きをして頂きました。

YouTubeとかネットにも過去に比べて様々な情報が溢れています。

その中を見ているとある部分だけを強調して、そうでないところには触れていない情報が多く、その言い切りだけに引き付けられている方も多いようです。

となるとライフサウド的に判断すると、ある部分に偏っている再生はバランスが悪いので、人間はバランスの生き物ですから、聴きなれない内は新しい体験として素晴らしいと喜んでしまいますが、時間経過とともにバランスの欠けたところに気が付き、「?」なことが出てきます。

今回のM.O氏の呟きは、そのような方への福音になるかもしれません。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★



●適材適所のお話し


本題の前に・・・

なぜ真空管アンプは低い出力でも大きな音を感じるのか。また、独特の柔らかい感じがするというのはなぜか?


真空管アンプと半導体アンプの違い・・・

まず音声信号の伝達であるが、オーディオ機器はスピーカー、RCAともども電圧伝送です。

そして、真空管アンプはこの電圧量を直接電圧増幅しますが、半導体アンプは入力電圧を電流の大小に置き換えて電流増幅し、電圧変化させて送り出します。

真空管アンプは、駆動する電圧が数百ボルトになりますが、半導体アンプではせいぜい高くてもその多くが30V程度です。

電力量で考えると、電力=電流×電圧×時間。時間内の電力消費量が同じである場合、真空管は電圧を大きくして、小さな電流の変化で音声信号エネルギーを扱う事になります。

半導体は、電圧が低いため、大きな電流を流して音声信号エネルギーを扱う事になります。

ここが、真空管が微小信号の取り扱いが得意な理由です。


この、電流エネルギーを超高精度に仕上げる場合、電圧エネルギーに比べて回路設計に極めて高い技術が必要となります。

ここが、ガレージメーカーの半導体製品が極めて少ない一つの理由です。


また、真空管は可聴帯域における物理特性が極めて優秀で、ほぼフラットです。対して半導体はNFB技術なしではフラットな物理特性が得られません。

いずれにおいても細かい説明は避けますが、半導体アンプはNFB技術を使用しなければ極めて不安定な動作となってしまうため、商品にならないのです。


NFB技術は、実は1930年代にはその理論が発表され、1940年代後半に真空管のウイリアムソン・アンプによって発売されました。しかし、それも長続きせずNFBを掛けたとしても一桁程度に治まってしまいました。この程度では、単に歪率を下げた程度に過ぎません。


ちなみにNFBを掛けると周波数・位相特性、ノイズ、歪率、内部抵抗等が低くなりダンピングファクター(DF)は上がります。

現代の半導体アンプは数値だけで見るとまさに超一級品で、出てくる音は何の不満もないはず・・・。

なのに、なぜか音楽が楽しくない。と思った貴兄は多いはずです。


上記理論だと真空管アンプが良いように思われてしまいますが、早計に決めないようにお願いします。真空管アンプは回路がシンプルゆえ、その回路設計や構成部品、素子のレイアウト、配線の取り回しで大きく音質が変わります。特に出力トランス(※)は最も大きく影響を与えます。もっともこれは部品点数が非常に多い半導体アンプにも共通する部分もありますが・・・。


いずれのアンプも真空管、半導体問わず、良いものも悪いものもあるのです。


さて、ライフサウンドでは半導体アンプにおけるDFを考察しました。DFは、真空管時代に開発され、これは画期的と思われたが衰退してしまった背景にはDFを大きくかけたアンプは音楽を色付けし化粧され、原音と違うと評価されてしまったのでしょう。

DFはスピーカーの制動力に大きく関係し、大きいほどスピーカーのドライブ能力は高い。

また、その駆動力においても大きいほど発揮し、高い分解能を持つなどと言われ、ハイエンドオーディオの中には1000を超えるものも少なくありません。


いいことずくめのはずだが果たしてそうなのでしょうか?

真空管のシングルアンプは1を切るものも非常に多いのです。そういったものは、この伝によれば使い物にならない。しかし実際には、音楽性豊かに再生し、決して聞くほどダンピングが悪いとは思えません。

しかも多くのファンがいます。(厳密にいえば真空管と半導体を同様の設定で数値を出すのもおかしいのだと思いますが、ここでは詳細は避けます。)


DFはダミー抵抗で測るため、常に変化するスピーカーをつなげた場合、大きく変化します。にしても、ここに太いケーブルを繋げるとアンプの強力なDFによりスピーカーが制御されすぎて音楽がつまらなくなるという多くの現象が起きることになってしまいます。

逆に、DFはむしろ小さいほうが、音の立ち上がり、立下りが自然で気持ちよく聴ける場合が多いということがわかってきました。

その一つの証明としてギターアンプはいまだ真空管式が尊ばれてます。


では、その特性上避けられない半導体アンプにおけるこの問題をどう解決するか。

ずばり、ケーブルです。

ライフサウンドが取り扱うSUPERNATURALスピーカーケーブルはDFを数百から数十以下にまで下げます。場合によっては一けた台に。

これは今まで言われてきたきたオーディオ業界に対する大きなアンチテーゼ。挑戦です。

1930年代から始まる本格的なオーディオは原音再生という大きな目標があり、人間の耳が判断してきました。

それが、いつのころからか特性ばかりを重視し特性が良ければ音が良いはず、としてきた結果どうでしょう?


確かに、SN比、周波数特性、ダイナミックレンジ等数値的にはすべてヒトの聴力以上のものになっている。

その結果、つまらない音がはびこって、音楽が楽しいどころか機械的に作られたような音の洪水は、もはや人にとっては雑音です。

重要なのは、「再生された音楽が楽しい!」ことではないでしょうか?。

ご自身の耳で聞いて判断してほしいと思います。

オーディオは、もちろん科学が基本です。しかし、それが全てではありません。

最終判断は、音楽を楽しもうと思うヒトがするべきでしょう。


SUPERNATURALスピーカーケーブルの線径はわずか1㎜(ホット側)。(グランド側は特殊構造)これがライフサウンドが考える適材適所の太さである。

もちろん真空管アンプに使用しても何ら問題はない。真空管式はDFの問題とは別にこの太さが良いのです。



※一部の識者が、トランスの性格上20Hz超低域や超高域は苦手。だから真空管アンプはレンジが狭いなどと紙面で述べ、それに対し5社のトランスメーカーが苦情を示したそうです。

現代の日本のトランスは5Hz~50,000Hzまでフラットに製作する技術があるのであります。販売されている製品のレンジの広さでいうなら半導体も真空管も変わりません。

市販アンプは、ヒトが感じる不快感を避けるため、超低域や超高域はだら下がりに作られています。


ライフサウンド川越研究所 所長 M.O



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*DFについてYAMAHAさんがアンプ側からの考察を教えてくれています。ご参考までにご紹介させていただきます。

                                       店主

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