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人が関わり、そして・・・・・

お蔭様でWavetuningの作業に追われて休む暇も無かった店主です。


そんな中、以前、少しかじっていたウクレレを再開することにしました。以前、所有していたKAMAKAのソプラノウクレレは手放して、何もない状態でした。

しかし、生音を何も聴かないで過ごしていると、チューニング作業にも影響が出るように思い再開することに。さらにボケ防止にも役立つと思いまして。(汗)

価格は、2万円台の台湾製のコンサートウクレレです。マンゴーの木から作られています。


これを選択した理由は、塗装が薄いからです。キャビネット型のスピーカーで経験していますが、塗装が厚いと響くが悪くなります。塗装を落とすと響きが豊かになりました。

また最近のウクレレは実に綺麗に仕上がっていますが、塗装面が厚いのが気になっていました。弾き比べると塗装被膜の影響を受けた響きで抜けきらない感じがストレスになりました。しかし、このウクレレは、塗装被膜が薄いので価格を考えると信じられない

響きが生まれました。

この価格で入手できる理由には、機械的に作られていることもあるのでしょう。

綺麗に仕上がっていますが何か自然な感じがしないのです。

ちょっと高級なベテランの職人さんに作られたウクレレを弾くと何とも言えない美しい響きが得られます。それを聴いてしまうと「戻れない!」となりますが、今は諦めてこの子を導入してしまいました。

そして、縁あって知り合ったウクレレ製作家のアンタールの青木氏とお話をする機会がありました。青木氏言わく「うちは高度な機械で素材の削り出しをしていない。」というお話がありました。それはコンピューター制御では無く、氏ご自身が製材をするということです。

青木氏の製作されるウクレレは何とも言えない妙なる音を聴かせてくれます。これも青木氏の心こめた作業の影響かと思います。



そんな中、ライフサウンドオリジナルカートリッジのボディを製作して下さっている、木まんま工房きこりの原田さんとお話をした時も、やはリ手作りでなければ得られないサウンドがあると言う結論に至りました。当然のことですがベテランの職人さんであるからこそ出来る世界でもあります。

オーディオ機器は機械的に作られていることが多いものですが、最後に人の手が加わることがあることで、かなり変化をしてくれて無機質なサウンドから有機的なサウンドを得られることが出来ます。それがWavetuningなどの効果でもあります。

オーディオのカートリッジは、ほぼ手作り品と言っても過言ではないと思います。

しかし、さらに欲張っているのがライフサウンドのカートリッジです。

金属などで作られているボディに天然の銘木を使うことでより自然なサウンドを得られることが出来ます。

ヘッドシェルも同じです。無機質な素材を使えば、そのようなサウンドになってしまいます。その有機質と無機質の音の違いを聴き分けているリスナーの皆様に満足して頂けるには人が関わりそして自然素材が関わることが必須になってくると言えるでしょう。


人が製作に関わり、自然素材とのコラボで作り出されたライフサウンドオリジナルカートリッジが2台完成しています。

即納が可能です。




暑い夏ですが、自然なサウンドを奏でて癒されて頂きたと考え、在庫を持つことにしました。無機質な素材だけて作られたカートリッジたちとの違いを味わって頂ければ、この暑い夏のストレスも消えて行くことでしょう。

よろしくお願いします。



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