今日でお別れ
- lifesound
- 6月23日
- 読了時間: 2分
TOPWINGさんよりお借りしておりました「SAGAR DAC2」を、本日返却いたしました。
この間、様々な音源や組み合わせでじっくりと試聴を重ねてまいりましたが、実に多くの発見と気付きのある時間となりました。

SAGAR DAC2の魅力は、やはりR2R DACならではの音楽表現にあると感じます。 デジタル機器にありがちな硬さやデジタル臭さを感じさせず、有機的で自然な音色。 そして演奏の質量感や実在感をしっかりと伴いながら、音楽を生き生きと描き出してくれます。
派手な演出や誇張感ではなく、音楽そのものが持つ魅力を丁寧に引き出してくれるため、気が付けば時間を忘れて音楽に聴き入っていました。
また、CDトランスポートとの組み合わせでは、その持ち味がさらに発揮されるように感じます。 ディスクに収められた情報を豊かな音楽性へと昇華し、演奏の温度感や空気感までも自然に伝えてくれるため、CD再生を大切にされている方には非常に魅力的な相棒となるのではないでしょうか。
今回の試聴を通じてあらためて感じたのは、良いオーディオ機器とは単に音を良く聴かせるためのものではなく、音楽そのものの感動をより深く伝えてくれる存在であるということです。SAGAR DAC2は、まさにそのことを思い出させてくれる一台でした。

↑リアビュー
もちろん、これは本機が本来持っている「素質の高さ」についての感想です。 その素晴らしい素地を見据えた上で、さらに必要なポイントへLSチューニングを施したなら、一体どれほど深く音楽の本質へ迫れるのか。
長年、様々な機器を聴き、チューニングしてきた店主には、その先の景色が自然と想像できてしまうのです。
優れた機器ほど、その潜在能力は奥深く、磨き込まれた先に見えてくる世界もまた格別です。
SAGAR DAC2には、その可能性を十分に感じさせるだけの器の大きさがありました。
素敵な時間と貴重な体験を与えてくださったTOPWING様に感謝しつつ、本日送り出しました。



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