何故ホッとするのか?
それは何故でしょう?

一番の違いはSN比の違いでしょう。優秀なアナログ再生であってもHAP-Z1ESのSN比には敵いません。
さらに使用したフォノイコはノーマルのまま。大変優秀なDS-E1の内部配線材は銅に銀メッキをしたより線です。
これでは内部配線材の構造から生まれてしまう問題が、再生に乗って来ます。
それは微妙な微妙な霧雨のようなノイズですが、雲一つない快晴の空に輝く太陽のようなHAP-Z1ESと比較すると浮き上がってくる問題です。
ホッとすると感じたのは、この微妙な微妙なノイズ成分を聴かされない状態になって聴覚の疲労が無くなったからです。
それだけではありませんね。カートリッジがレコードの溝をトレースしています。
その音が聴こえる訳ではありませんが、その状態が微妙に微妙に微妙に再生音に影響していますね。
それらが全くないHAP-Z1ES再生はそれは静寂な世界における音楽再生を味わえるという凄さがあります。アナログ再生並みのダイナミックレンジを持ちながらアナログ再生を大きく凌駕するSN比の恩恵を存分に味わえることは神的再生の世界ではないでしょうか?
それにも拘らず店主はDS-E1の導入を決定しました。
何故でしょう?

それはライフサウンド的にDS-E1のフォノイコをカスタマイズすることで先に感じた問題をクリアしてみたいという挑戦をしたいと心の底から湧き上がってくる情熱が生まれたからです。
大変真摯に製作にあたられているDS-AUDIOの製品だから、余計に挑戦したくなったのです。
さらにリード線の問題もクリアして行きたいと考えています。
HAP-Z1ESにおいてもそうでした。ノーマル状態ではとても長く付き合えない状態でした。
ですからDS-AUDIOのDS-E1も同じようになってもらえるという信念があるので導入することにしました。
この挑戦についてDS-AUDIOのA氏にもお話をしたところ、「どんどんやって下さい!」と背中を押してくれました。
それだけ器が大きなDS-AUDIOですから、この素晴らしい製品をライフサウンド的にカスタマイズしてさらに素晴らしい個性を引き出してみたいと思っています。
その実現は3月以降になりますがご期待ください!!!
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