何時まで続くのやら
更新日:3月14日
ここのところROTEL達がスタッフとなってくれてから、深夜まで様々な作業が続いて寝不足です。今日は、早く休もうと思うのですが、ROTEL達が、「このままでは納得できません!」とか「自分の変化ぶりをしっかり確認してください!」とか、要求してくるようです。
その様な中、TD508Mk4までが「TD316SWMk2さんと共演したい!」と。
そこでTD316SWMk2に登場してもらうことになりました。
今回はTD316SWMk2を左サイトに置いての設定です。メープルラックは後ろへ行き、銘木をふんだんに使用した三段ラックを前にしました。
この設定以外にSWをメープルラックの位置に設定することもありますが、今回は、重量級のラックを移動させ、そこそこ重たいアンプ達を運んだので体力的限界になり、今回はこの設定になりました。
TD508Mk4とTD316SWMk2のコンビは凄い世界を提供してくれました。
当たり前と言ったら当たり前ですが、30~200Hz(-10dB)※BASS MODE L.P.F.200Hz時の能力を持つTD316SWMk2は、大型スピーカーのような低音域を再生できます。
無理に38㎝のようなウーハーを使う必要はありません。
さらに16センチの口径のウーハーは振動板のセンターと外周における振動差が少ないので、より正確な低音再生が出来ます。さらにTDの見事な設計で高速振動を得ることが出来ています。ですから心地よい再生を味わうことが出来るのです。
変な言い方ですが、ぼよん、ぼよんとした大型ウーハーのような現象がありません。
この組み合わせで聴く世界は別世界です。8センチ1発の世界ではないのですね。
それを忘れさせる再生になります。
無理に30畳ぐらいに設置する大型スピーカーを15畳以下の狭い部屋に置き再生することが馬鹿らしくなります。
音響的には大型スピーカーを狭い部屋に置くことは大変不利なことになります。定在波とかの問題以上に大型スピーカーのキャビネットが反射板の様になり、音波があちこち行くのでまとめるのが大変なことになります。そういう苦労を楽しみたい方には余計なお世話ですけど。
この世界的に優秀なスピーカーの組み合わせにHAP-Z1ESとRA-6000はその実力を存分に発揮してくれました。
何しろ自然。その歌声が美しい坂本冬美さん。彼女の見事な歌唱力が余すところなく再生されます。
かなり昔ですが、西城秀樹とバリーマニローが共演して、YMCAを歌ったのですが、聴いていると西城秀樹の方が上手かったのです。
また岩崎宏美さんがドボルザークホールでの歌声も素晴らしく、テレビぐらいで聴いていた時とは、別世界を聴かせてくれました。
そんなこともあり、坂本冬美さんに興味を持ち、こちらでも何度も呟いていますが、皆さんは既にご存知のことと思いますが、本当に素晴らしい彼女の歌声には参ってしまいます。
少女のような声を残しながら、美しく発声される歌声には妖精のように感じられて、その世界へ引き込まれてしまいますね。
彼女のデリケートで心がこもった表現を、そのままに再生してくれるROTELとTD 達です。こんな素敵な歌手が目の前で歌ってくれる幸せ。
晩御飯の時間がディナータイムになってしまいます。
巨大なスピーカーですと、その存在の迫力に、可憐で美しい女性の声も味わい難くなってしまいますね。
寝不足の疲れも吹き飛んでしまいます。だから困るのですが。嬉しい悩みですが、何時まで続くのでしょう?(汗)
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