凄い!素晴らしい!!SONO2
既に答えを呟いていますが、ROTEL RA1592MKⅡLsは記念モデルであり、RAシリーズのトップモデルに限りなく近い存在です。
その能力は素晴らしいものですが、RA6000と比較すると微妙に大人しいところがあります。
しかし、出力的には同じで、機能も同じなので、お買い得なモデルです。
そこでライフサウンドでは、これだけの能力を持っているのだから、さらに引き出せないかと考えていました。
そこにお客様のご希望もあり、基本的なチューニングやSupernaturalチューニングを終えてはいたのですが、さらに極めつけのチューニングを行いました。
それは、ショットキータイプのダイオードのレベルを上げることと、最近になって入手が可能になったギガ帯域を歪みなく伝送出来る配線材を装着することになりました。
このケーブルの芯線は非常に硬く、通常に使われているオーディオ用ケーブルとは、まるで異なるものです。その用途が厳しい環境で厳しい要求をしてくるのですから、オーディオ用のケーブルが子供のように見えてしまうものです。
ですからオーディオ用の帯域においても、歪が生まれることは無いということになります。
ですので、これまでのオーディオ用帯域のケーブルでは、伝送する情報を、このギガフラット伝送が可能な本ケーブルに比較すると、かなりな微細な情報を取りこぼしでいることが容易に聴こえてしまいます。
特に音像がボケて聴こえてきます。
HAP-Z1ESやアンプや接続ケーブルに使用していることで、システムのグレードが上がってしまうのは当然のことなのです。より線で構成されたケーブルなど聴けたものではありませんね。
その結果、ROTEL RA1592MkⅡLsにおいても、上位クラスのノマルのRA6000を超えてしまう再生を可能してしまいました。
特に凄かったのがクラシックギターの超名器であるトーレスの再生の時でした。
ナイロン弦のタッチと立ち上がりの音がしっかりとして、どこにも音のボケがなく、トーレスの美しい響きが、そこで響いてくれるようになりました。
これは怖いぐらいに凄いサウンドで音楽の質がかなりレベルアップして聴こえてきました。
この演奏は松田二郎先生による演奏です。セゴビアにも認められた独自の世界を展開されながら師であるセゴビアトーンを自らのものとして、モノマネではなく松田トーンとして聴かせてくださる魅力的な演奏をされています。
この演奏を生で体験出来なかった店主ですが、この再生を聴いているとオーディオによる再生とは聴こえて来ません。
そこで松田二郎先生が演奏してくださっているようにしか感じられません。
機械的な再生ではなく、音楽を味わいたいという方にお勧め出来るROTEL RA1592MkⅡLSに育ってくれました。
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