夢は夢のままかと思っていたけど
- lifesound
- 2024年9月21日
- 読了時間: 4分
愚かしい夢を抱いていた店主ですが、冷静になると恐ろしいことを夢見たものだと気がついて、即座に方向転換をしました。(汗)
しかし、夢を思いついた動機は悪くないのです。
これまでユーザーの皆様に支えて頂けたお陰で様々なノウハウを習得することができました。
それを、制約無しに一つの製品に集約出来たら、画期的で独創的で尚且、音楽再生に寄与することが出来るという確信がありました。
最初に叶った夢が中電の斎藤社長に、ある時期、毎月々お願いしていたのが「ラインコンタク針」でした。
MG3675という画期的なMMカートリッジを聴いて、びっくりして、「こんなMMカートリッジがあるのか!!」と驚かされてから、アナログ熱が再燃しました。
光カートリッジもびっくりしました。その情報の多さに。しかし、価格が素晴らしいので
少し、距離が出来ていましたが、MG3675は、恐ろしく廉価でありながらSPUなどを蹴散らしてしいました。
それらの経験から中電の斎藤社長から、サンプルで過去に作られてラインコンタク針を貸して頂き、聴いたジュリーロンドンの「ロンリー・ガール」

↑LPのジャケットは大きいのでCDで代用
当時としては珍しくギター1本の伴奏で演奏されています。この録音を聴いた時に、これまでに聴いたことがないようなリアルさに、強烈に驚かされたのでした。
以来、斎藤社長に何度も何度も「あの針作って下さい!」とお願いし続けたある日。
「出来ましたよ」と言われて最初期の1本を頂きました。
そして、メーカーとしては正式発売をしていないのですが、先行して販売させて頂きましたが、このほど10月1日に正式販売が開始されることになりました。
価格は41,800円です。
これまでは静かに販売していました、これからオープンに販売します。
という夢が叶いましたが、次はスピーカーです。
ケーブル関係はSupernatural「極」で夢が叶いました。
アンプではROTELという歴史あるメーカーの特別なシリーズを販売させて頂けるようになりました。それも独占販売!(汗)更に、その他のシリーズもライフサウンド流に仕上げて販売して良いと、ローテルのS社長からお墨付きを頂きました。
という流れから次は、スピーカーを作ろうと夢を頂いたのでした。
しかし、高度な木工技術がないと狙った方向のスピーカーは作れません。
調べれば調べるほど、その大変さが分かってしまいました。
既に高級木製ラックなどでも高度な技術を持ったメーカーにお願いをして製作をして頂いているのに!!!!
ギターやウクレレなども抜群の技術を持った製作家にお願いをしてきて、その大変さを知っているのにです。
とはいえ諦めの悪い店主なので、発想を変えてオリジナルな発想を投入したスピーカーを何とか作れないかと犬の如く歩き回っていたのでした。そこで明日、お願いしたある工房から1つのサンプルのキャビネットが届きます。
しかし、それだけでは飽き足らずウロウロとしていたら、有り難いことに
フィデリティムサウンドの中島社長から、ご協力を頂けることになったのです。
{夢は夢のままの方が (lifesound.co.jp)で少し呟いていますが、続きを呟きます。}
中島社長は、マークオーディオのユニット輸入元でありマークオーディオの一員でもあるのです。
フィデリティムサウンドにお邪魔をして、気になるスピーカーを試聴させて頂きいくつかの候補を選択させていただきました。
素晴らしい材質、木工技術があり、なにより中島社長とは音楽再生の捉え方が同じ方向を向いていることが分かりました。
ともに楽器演奏の経験があった事がその裏付けでした。
さらにさらに嬉しいことに、フィデリティムサウンドが製作するスピーカーキャビネットは、天然木の無垢材が使用されます。
高級なギターやウクレレなどは良質な無垢材を使用します。そこから生み出される響きは本当に美しいのです。ですから、一流の演奏家たちが使用する楽器は選びぬかれた素材が使用されています。
その演奏を再生するには良質な無垢材で作られたスピーカーが必要になると店主は考えていました。
MDFなどは加工しやすいので使用される率が高いのですが、真に感動出来る音楽再生には少し遠い存在になるようと、これまでの経験から感じていました。
その点からもフィデリティムサウンドのスピーカーキャビネットは店主に取っては理想的な
存在なのです。
そして、フィデリティムサウンドにおいて長時間、様々なスピーカーを試聴させて頂き、店主の選択肢も決まりました。
その第一段がウォールナットとスプルースの無垢材で構成されたキャビネットと6センチのCHN40PMicaを選択し、ギガフラット伝送が可能な内部配線材、磁気回路へのSuper Naturalチューニング、その他の要所への振動管理、さらには、スピーカーの足元はダイヤモンドエボニーパッドで経験を積んだノウハウを使います。
実は既に完成をさせてテストを重ねています。
その結果については、次回に呟きます。

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