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寛ぎの時間を


オーディオの仕事をしていると運動とは縁がありません。

重たい機器を運ぶことはありますが、それが毎日ではありません。

運動不足になりがちです。

そこで店主が続けている運動といえば唯一がゴルフです。

とは言ってもコースを回るわけでなく、河川敷の練習場で風を相手に太陽に照らされながら

練習するぐらいです。2時間で350球ぐらいの球を打つと結構な運動になります。


さて今日の企ては先日40年ぐらい前のアイアンを手に入れたので、グリップを交換をすることです。

そのアイアンは尊敬するBenHoganのAPEXⅡというもので、日本人の方で唯一BenHoganに認められた方が関係したクラブのようです。

当時のクラブと現代のクラブはかなり異なっていますので、現役のように働けるか分かりませんが、この時代のクラブは何か気骨があり、気合を入れてくれるようなのでありがたい存在です。当時だったらとても買えないものですが、今ではかなりお安い値段になっています。

この作業をするにあたり、当然ですが音楽を流して行うことにしていました。

最近はTD510zMK2がメインとなっています。彼が音楽を再生してくれることで作業が進むか、それとも進み難くなるかということもテストしようと思っていました。


曲はこれもまた1960年代のもの。ジュディ・ロンドンでLONELY GIRLや

DSD2.8で録音されたワルツフォーデビーなどです。

何故かと言えばこれらのアーティストたちはBen Hogan という神様のようなゴルファーが引退した少しあと時期に活躍していたので何かつながりを感じられるかと思っての選択でした。

BenHoganのスィングは今でもゴルファーの誰からも尊敬されスィングです。


そんな時代を思い浮かべながらBenHoganの名を冠したクラブのグリップ交換をしていると当時の空気が漂ってくるようでタイムスリップした自分がいました。

TD510zMK2の姿は超現代的ですから、今から60年以上の前の世界に誘ってくれるのかと思っていましたが、全く自然にそれを為してくれました。

グリップ交換という地味な作業を気持ちよく行うことが出来ました。


このような寛ぎの時間を過ごせる幸せは人生の宝ですね。TD510zMK2はそれを店主に与えてくれました。 

「素敵な時間をありがとう」と心から感謝してしまいました。







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