新しい仲間たちは
更新日:21 時間前
夢の着地点は、最初の夢とは異なりますが、これまでのチューニングノウハウを集めて
個性がありながら、楽しく、面白く、そして、本格的なスピーカーに仕上げたスピーカーを
新しい仲間たちに参加してもらえる事です。
最近、ある有名なお店で、総額1000万円を超えるシステムを聴きました。
それはそれは、機械的には優れた音が出ていました。精密機器から生み出される音でした。
それは、音として優れている音でしたが、音楽とは違う世界でした。
「楽しい!!!」「胸踊る音楽!!!」とは違う世界でした。
「1000万円出して、精密な音を聴くのか!?」とびっくりした経験でした。
アシスタントの妻は「つまらない!」と小さい声で一言呟いて「早く帰りたい!」と強く要請してきました。妻には金額には関係なく「面白い」か「楽しい」か「ワクワク」するかの基準しかないのです。その基準を満たすことのないシステムは、高い安いに関係なくお金の無駄使いと感じられるようです。
音像定位は素晴らしいのですが、「より線」を使っているようで、ストレスで暑苦しく感じる音でした。確かにこれでは女性は辛いなと思いました。
とはいえ、学ばせて頂きましたので、そのお店には感謝して失礼しました。(汗)
現代のオーディオの典型的な音でした。
音楽とは、かけ離れた世界を聴くのが、現代のオーディオの世界なのか!?と驚くばかりで、疲れた経験でした。
さらに、大型スピーカーが2機種が並んでの試聴です。片方はダイナミック型、もう一方はデカいラッパ型のホーンがついていました。
そして、外側にあるダイナミック型を鳴らしてもらったのですが、4台のスピーカーが鳴っているようで精密な音が出るので、ホーンのスピーカーも鳴っているような状態で、凄いステレオ再生になりました。これは貴重な経験でした。装置は立派でしたが、1000万円のシステムを鳴らす環境ではないですね。(汗)
店主は、楽器演奏の経験もあり、合奏もしていました。ですから音楽を演奏する楽しさや喜びを経験しています。アマチュアですから、仕事ではないので、余計に楽しいのです。
また、現在も小さなウクレレをたまに演奏します。
名工である青木薫氏にお会いして、構成素材の希望を聞いて頂き、秘蔵のハワイアン・コア材を使って頂きました。以前もつぶやきましたが、指板とブリッジは唯一無二で使ったエボニーを使用してもらいました。
マホガニー材とは違いますが、青木氏のウクレレは甘美で腰のある音色が特徴で簡単な曲でも楽しい時間を与えてくれます。そして正確な音が出ます。
また、過去にハーブ・オオタ・ジュニアの集団レッスンを受けたときも、それぞれ持ち寄ったウクレレで同じ曲を演奏。楽しいかったですね。上手い下手ではなく同じ課題を、それぞれ持ち寄った全く異なるウクレレ演奏するのですから!
様々な音色が聴こえてきました。ハーブ・オオタ・ジュニアのウクレレはカマカの特注品で
新しいもので、音はまだ完全に乾いていない感じでした。
その時に使用した店主のウクレレは、カマカのソプラノ。これは和音がいい感じでしたね。でも指板が小さいので、指が入らないポジションがあり、しばらく使って手放しました。その後、マンゴー材の安いコンサート・ウクレレ。合板なのですが、それなりに良いサウンドを聴かせてくれます。
そして、青木氏のテナー・ウクレレへ。オール・ハワイアン・コアとエボ二ーで作られています。
クラシックギターでは、現在は入手が厳しくなったハカランダ、ローズウッドやスプルースや米スギなどの良質な木たちに親しみましたが、ウクレレは、それ以外に多彩な木に触れる事ができて、良い経験をしました。
ギター時代では全く経験がなったマンゴー材も意外といい音が出るので驚きました。
マホガニーは甘く素敵な音ですね。という経験もあるので、フィディリテム・サウンド
の中島社長の経験から選択された木の使い方は、店主にとっても嬉しいものばかりです。
既にご紹介した1番手はGreat Compact No. 1です。魅力的なボディの共鳴音が
アコーステックギターなど再生には最高な響きを味あわせてくれます。
これは小さいのに1000万円のシステムでは出せない魅力的な音楽を聴かせてくれます。
2番手はマーチンのウクレレのような魅惑的なサウンドが楽しめることを期待してる
存在です。キャビネットは、マホガニー製ということでワクワクしますが、25日に、ライフサウンドに上陸予定です。
これも使用素材の関係で限定生産品なので通常は年に1回の生産になりますが、店主の我儘を聞いてもらえる可能性は高いかもしれません。
これは、おそらく趣味性の強いサウンドになると思います。
来月には、ウォールナットをメインにしたボディに、最新のマークオーディオのユニットを搭載し、さらに最新のチューニングで仕上げる存在が3番手になります。
この3番手は各音域においてバランスの良い再生をしてくると思います。
スピーカーとして300万円と言っても大げさでは無いと思います。
また、無謀な夢を見させてもらった試作のスピーカーは現在、鳴らし込み中です。
それなりに良いサウンドはしていますが、手直しする部分があります。
ラジャータパイン材を使用しています。これはこれで面白い音がしますが、厳しく判定すると低音域が特に緩く感じるので、少し音をしめる必要があると感じられて調整しています。
ということで新しい仲間たちは、音楽的に優れた再生をしてくれることをメインにしています。更に贅沢に天然木を使い、最新のギガ帯域もひずみ無く再生出来る配線材を使い、さらにSupernaturalなサウンドを聴かせてくれるチューニングを施し、ユニットの取付ネジやスピーカーターミナル取り付けネジの振動を受けないチューニングをしてご紹介します。
音楽再生を楽しんで頂けるようなスピーカーたちに仕上げて行きますので、サブシステムとしても、気がついたらメインシステムの一員になれるような資質を持っているスピーカーに
なると思います。
そしてROTELとの相性も抜群になることでしょう。
精密機器の音ではなく、音楽性豊かな再生を、ご提供する組み合わせになることでしょう。
どうぞ、よろしくお願いします。
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