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更新日:5月16日

最近チューニングをしたHarbeth HL-P3ESR XDによるアナログ再生は楽しい音を聴かせてくれています。

何が楽しいかと言えば、昔、ラジオや父たちが聴いていた音を思い出させてくれるような

音が出てくるのです。


そのような中でライフサウンドのオリジナルヘッドシェル「唯一無二」を作ることになった出来事を思い出しました。


18年ぶりぐらいにアナログ再生の取り組みを再開して、金属製のヘッドシェルの問題に突き当たりました。

ヘッドシェルに使っている素材の音が再生音に乗るのです。それは歪の様にも聴こえて耳に当たります。


チューニングをすることで、その問題を打ち消すこともできましたが、と同時に思い出したのが22年前に取り組んでいたアナログ再生のことです。

そこで倉庫から当時製作したブラックエボニーのヘッドシェルを出してきて使うことにしてみました。

その結果、金属製のヘッドシェルで起きた問題は一切ありませんでした。


このことがトリガーポイントになってしまったのです。


より洗練した姿で、店主が納得できる素材でヘッドシェルを作りたいという思いがポップコーンが弾けるようになったのです。(笑)


22年前の当時、ヘッドシェルの制作はアメリカの知人に任せていたのですが、心の中では何かが違う様で、何とかしたいなという思いもありました。それでも作ってもらえる有難さも有り、何とも言えない状態でした。同時期にSACE純正ULS-3Xのヘッドシェルも使ってみましたが、素晴らしい製品であることは間違いないのですが(407/23に取り付けるとヘッドシェルが水平になるように微妙な角度が付いていました。)、セラミック素材で作られたものは、どうしても人工的な音がするので使用しなくなりました。


そして、アナログ再生を再開すると直ぐに中電のMG-3675や光カートリッジとの出会いがあり、それらの性能は過去に体験したことがない驚きでした。



金属製ヘッドシェルや人工的に作られた素材でアナログ再生を楽しまれる方もおられると思います。それはそれで良いのではと思いますが女性には辛い結果になると思います。(女性だけでなく感度の高い男性にもですが。)


アシスタントの妻にも色々な素材でつくられたヘッドシェルを聴いてもらいましたが感動することはなく、「だから何なの?」ということになり、さらに音を追い込んで行くと「何か煩いんだけど!?」という声が飛んできました。

しかし、ある時「唯一無二」が如何に有難い存在であるかを体験してしまったのです。

この「唯一無二」は制作を開始するにあたり妻にも参加してもらうことにしました。

工房との打ち合わせにも全て参加してもらい、そこにおける他の木材で作られたヘッドシェルの音も体験してもらいました。ブラックエボニーとの違いに驚いてしまいました。

その体験の結果として素材の違いにおける音楽再生を妻も学ぶことが出来ました。



さらに人工的素材で作られたヘッドシェルを聴いてもらうことになりました。

アシスタントの妻の感想は、それはそれで良いところもあることを認めながらも何か音に付帯してくるシャカシャカする音が気になっていたのが、「唯一無二」では、そのようなことが一切なく、あくまでも自然で雄大な響きに感動して、ブラックエボニーという素材が如何に素晴らしいものであるかを改めて実感したと同時に、この貴重な宝のような木に出会えたことに深い感謝の涙が溢れてきてしまったとのことでした。

そして店主が長年再生音の純粋性に拘ってブラックエボニーによる様々な製品を世に送り出している意味を深く理解したようです。

制作過程にも参加したので、理屈では無く感動したアシスタントの妻の人生においても素晴らしい体験だったということになりました。


また、このような経験をする前に名前を付けて欲しいと妻から要望がありました。

そこで考えたのが「唯一無二」でした。

同じ素材があれば同じような製品が作れるので「唯一無二」という名前を付けるのはおこがましいことですが、特殊な加工を施すことで単なる木製品では無くなります。



さらに使用する素材は地球が与えてくれた恩恵であり我々は地球への深い感謝と愛情を込めて制作したという自負を持って「唯一無二」と名付けることにしました。

それには納得してくれましたし、工房の方も喜んでくださいました。

この製品に込められた思いを理解して受け止めて下さる方にお届けしたいと願っています。











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