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歴史の結果


ROTELのRA-6000にチューニングを開始しました。24時間ほど経過した段階です。

そこにはROTEL社の1961年から60周年の歴史の結果が店主を待ち受けていました。

オリジナルのトロイダルトランスがドーンと構えていました。

その大きさを理解するためにCDを置いてみました。


CDの直径は12㎝ありますのでそれよりも大きいのです。 さらに凄いものが隠れていました。


これは最下層に位置している長さ12㎝から13㎝ほどあるコンデンサーです。金属のプレートに押さえられて、固定されています。これを外すのは難作業なので外しません。

プレートの隙間から僅かに見えるのが、巨大コンデンサーです。



上は最下層にあるスピーカーターミナル部にスピーカーケーブル接続端子の取り付け方に注目してしまいました。上層部にあるRCA接続端子部の基盤や、その上にあるデジタル関係の基盤を外して到達出来る部分です。

画像左側に円形の部分が見えます、そこにRAC接続端子や、少し大きい穴がXLR接続端子が取り付けられます。 その下に固定用ナットとネジが見えますが、その左手に存在する透明なパーツがあります。

アンプの裏面にスピーカーケーブル接続端子を直接取り付けず、透明なパーツを噛ませて固定しています。この透明部分にチューニング部材を貼り付けて試聴をしたのですが、音が抑えつけられた感じに鳴り、ここへのチューニングは不要と判断しました。

またネジ径が太いので鳴らし込みに時間がかかりますね。

この透明なパーツですが、勝手な想像なのですが、裏面の金属部分に固定すると金属音やアンプのボディ全体に影響を与えることを嫌ってのことだと思われます。

ROTELはリアルナチュラルなサウンドを目指していると思いますので、不要な金属音が生まれるのを避けているのでしょう。




↑は最上階のデジタル関係の基盤です。ここでは中央上に放熱板の前にある基盤にネジ止めで黒色のケーブルが2本見えます。これは機械では固定出来ないので人の手によるものです。これか合計で8か所あります。

更に基盤中央部にあるシルバーのパーツは熱に弱いので基盤へ固定は半田付けの技術が要求されます。



↑の画像はアナログ関係の基盤です。珍しいブルー色のダルマと呼ばれるパーツが使われています。

ここはフォノイコに当たる部分です。


このように見てくると、至る所に人の手が要求される部分があります。ですので相当に手間が要求されることになります。

これまで見た場所を見ても長年の歴史の上に構築された世界が存在していることが分かります。

A11もそうですが、RA-6000は何か温かいサウンドを聴かせてくれます。人肌を感じる温かさです。

それも心を込めて製作している人たちが、ローランドの伝統を理解して製作に当たってくれているからでしょう。

外観からは、計り知れないROTELの歴史が、ここに詰まっています。

創立60周年限定モデルだけあって気合も入っているようです。

嬉しいですね!!


価格はまだ発表していなかったのですが、それは、その価格に見合うだけの製品であるかを見極めてからと考えてことです。

音だけではなく、ここまでの製品のつくりを見ると価格を発表しても良いと判断することが出来ました。

ここでは目立たないかもしれないので以下をご参照ください。

限定生産品なのでメーカー在庫が終わったら販売は終了してしまいます。

疲れない自然な、本来の楽器や人の声を精緻に味わいたい方にお勧めします。

ドンシャリや妙な色付けのある音のお好みの方には合いません。

生音本来の味を味わえる製品ですので。

さらに鳴らし込みが終わったら、現在の印象がさらに拡大されて歴史ある会社だからこを味わえる音の深みを味わえることになると思います。


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