秘宝のような存在
日本で1961年に誕生したローテル。しかし、当初はローランド電子工業株式会社と言う名前だったそうです。海外進出にあたり、日本と違い同じ名前は業種が違えど使えないということでローランドのROと当時の海外におけるパートナーのMARTELの後半部分を使い
ROTELと言う名前が誕生したそうです。
ローランド電子工業時代は、ハーマンカードンはじめ10数社のOEMメーカーとして大活躍、月産3000台ぐらいを生産供給していたそうです。
凄いですね!!
しかし、その波が穏やかになり、いよいよオリジナルの製作が始まったようです。
1991年英国オーディオ界の鬼才と言われた、トニー・ミルズと至高の音楽性をROTELが求めて確立された理論がBalanced Design Concept & Straight Through。
左右チャンネルの誤差を極力無くし、流れる音楽信号に可能な限り損失を生まないように
工夫され、スペックに表されないような電流の問題もクリアされるように工夫されています。
それは全て音楽を心から楽しめるためです。
さらに気持ち良くという設計理念のもと生まれているROTELの製品は、製作時間の90%の時間を費やして、測定数値にはあらわれない性質についても徹底的に管理し、トレーニングされた耳を持つ、製作担当エンジニア数人により音決めがされます。
その結果はヨーロッパにおいてはSONY と同等の位置がある会社としてヨーロッパの人々に認知されていたようです。
またアメリカでは Bowers & Wilkinsとの協力関係で市場を広げました。
日本国においてはあまり知られていないメーカーですが、その実力は世界が認めています。
さらにライフサウンドも認めているのです。(笑)
この音楽性豊かなROTEL達を聴いてしまうと、今までのオーディオ機器が良くできた冷凍食品のように感じられてしまうことでしょう。
恐ろしいことです。
さらに、それだけの能力を持ちながら低価格で提供されます。
何と有難い事でしょう。
さらにその上に他者が真似することが出来ないSUPERNATURAL TUNINGがされることで至高中の至高の音楽再生を獲得することが出来るのです。
秘宝のような存在であるROTELの製品たちですね。
音楽を音楽として味わいたい方には最高の製品と言っても過言ではないでしょう。
低インピーダンスのスピーカーも楽々鳴らしてしまう恐ろしい性能を持っています。
作られたイメージを楽しむのもオーディオの楽しみ方かもしれません。
しかし、真の存在に出会ってしまうと、跡形もなく、そのイメージは崩れ去ることになると
思います。
店主も久々に興奮させられた秘宝!それがROTELです。
しかし、感動した理由は、それだけではないのです!
それは次回に呟きたいと思います。
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