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lifesound
銘器にふれて
今日は東久留米のMさんがとても素晴らしいフラメンコギターを持ち込んでくださいました。
マルセロ・バルベロ1世の下で学び、工房を立ち上げたアルカンヘル・フェルナンデス。
その工房へ参加した師の息子マルセロ・バルベロ・イーホが製作した
フラメンコ・ギターです。
久しぶりに名器の音を聴かせて頂き、また触れさせていただきました。
店主は今は爪を切っているので、指頭奏法でしか音が出せないのですが、それでも
甘く良い音を出してくれました。Mさんのご要望にお応えしてYAMAHAのレシーバーの
チューニングをしたのですが、さらにフラメンコギターがもう少し表面板が鳴って欲しいとのご要望で、パワーアップシールによってチューニングにトライしてみました。
マルセル・バルベロ・イーホに聞いてみると、「ゴルぺ板が貼ってあるので、少し鳴り難い。そのストレスから解放されたい。」とのことでした。
そこで画像に見える位置に1か所だけパワーアップシールを貼ってみました。
Mさんが早速試奏されてみました。
重みのあるしっかりした低音が出てサントス・エルナンデス(マルセロバルベロの先生)
に近いづいた感じとのことでした。(サントスは店主も昔弾かせてもらったことがあるので
懐かしいですね。ドスの効いた低音が魅力でした。)
さてこのテストの前にダイヤモンドLSエボニーパッドの7mmと10mmのテストも
御一緒していただきました。それは次に呟きます。
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