40時間ほどエージング
HD120&MA100&MD100を40時間ほどエージングしてみました。またチューニングポイントの見直しもしてみました。溌剌としたサウンドがリスニングルームに響いてくれています。
やる気が出てくるサウンドというのでしょうか、元気になってきますね。
チューニング作業の疲れなども忘れさせてくれるようです。
音楽が楽しめるようになるのは当然のことですが、さらに正確な音になってきたことで、さらに聴き易くなりました。チューニングを施しますと、それまで気が付かないでいた粗のようなものが聴こえてきます。それによってさらなるチューニングが必要になってきます。また、多すぎる場合は何か音がつまらなくなります。そこでチューニングポイントを減らしてみると、音が生き生きとしてきます。それがチューニングポイント探しの終わりをも意味しています。
人間は面白いもので、慣れてきますと見えてくるものと、失われたものに気が付くことが出来ます。
そして、不自然なサウンドには生体防御機能が発揮されるようです。ライフサンドチューニングの目的は「オーディオ機器による音楽再生が心に響く感動的な再生にするために生まれてきましたが、これは人間の体が健やかになっていくことにもつながるようです。
過去の独り言で書いたかもしれませんが、試聴に来られたお客様が、お持ち込みなったCDを再生させて頂くと、それまでのご苦労を感じさせられることがあります。また愛聴盤になればなるほど様々な思いが感じられるようになります。そして、そのCDをトリートメントさせて頂きます。それは真っ新な状態にして聴いて頂くためです。
それによって試聴機器の状態がさらに理解して頂き易くなるからです。
その結果、これまで聴こえてこなかったサウンドが聴こえてくることになります。それがお客様が求められていたことにつながることになります。
その様な経験を何度もしておりますので、ライフサウンドチューニングの重要性を深く認識させて頂いております。
また、その経験により新製品をテストしていますと、その素質が感じられるようになります。
そして、チューニングして良いか悪いかの判断も出来ることになります。
幾らライフサウンドチューニングが素晴らしいとしても、素質が悪いものにチューニングをしてもあまり意味が無いことになります。
ノーマル状態での素質が素晴らしいから、ライフサウンドチューニングがさらに、その素質を輝かせることになるのです。