ワクワクする音 その2
最初に書いたワクワクする音のワクワクについてはあまり触れていなかったようで。
少し書いてみます。
250iが本来持っている性能を十分に出し来ているかは神様しか、分からないことかもしれません。
しかし、これまで鳴らしこんで来て、微妙な点で不満に感じ事はありましたが、それら不満が全て消えてしまった感じです。
機器が再現できる解像度が微妙な点で解像出来ないでいた。それは回路的な問題ではなく、最後の端末部分の影響が
大だからです。この影響は信号の流れる効率も悪くしているようです。
今回の改造で、ウルトラスムーズになり、効率が良くなったのです。その結果として音量がエージングを重ねるとボリューム位置は同じなのに音量が上がってきます。そして、音の浸透力たかく、スピーカーから9メートルぐらい離れた部屋で扉を開けて聴いていても音場定位が分かり、さらに楽音の一つ一つが明確に響いて届いてきますね。
そしてパワーロスが少なくなったので、演奏のエネルギーがどんどん伝わってきます。その結果としてワクワクして
くるのですね。
音楽は音の良さを味わえないと面白く無いですね。また、メロディーラインだけでなく、その他の部分もしっかり聴こえてくると音楽全体の構成や意味が分かりやすくなります。
さて、今回の改造における問題は250iだけのものではないのです。おそらくは市場に出回っている殆どの機器が、同じような問題を抱えております。
以前、この問題を今は亡きイーエックスプロの近藤社長と話をしたことがあります。そして、彼が持ち込んだアンプに対して、アンプづくり20年以上の経験を持つ方に図々しくもあれこれ意見を述べさせて頂いたことがあります。
そして、その結果として全面的店主の意見を取り入れてアンプづくりをして頂いたことがあります。
それ以外にもありますが。しかし、私の知る限りでは3社しか、その点を重要視はしておりません。
であるから、どうにももう一つ心に届かない音が多く、多くのユーザーが機器交換の果てしない旅に出られていると思います。