アンプのことばかりでは?
TDシリーズのライフサウンドユーザーから、「アンプのことばかりでは片手落ちでは?」とのご指摘を頂きました。
それは、その通りですね。優秀なアンプやCDプレーヤーやDACが有ったとしても、最終的にはスピーカーの性能が、その再生の優劣を決めてしまうからですね。
ライフサウンドではTDシリーズ専門店のようなところもあり、当然のこととして扱っていますので、その有難さについては当たり前のようにもなっているところもありますが、
改めて考えてみるとそれは大変々有難いことであります。
現在メインになっているTD712zMK2LSについて、改めて振り返ってみます。
再生周波数帯域が35Hz~26kHz(-10dB)になります。 かなりな高音域から低音域まで幅広く再生してくれます。
一般家庭では十分すぎるほどです。
さらに特徴なのはスピーカーユニットが1つ。つまりフルレンジと言われる存在です。このメリットは複数のスピーカ―ユニットを使って高音域から低音域まで再生するスピーカーシステムに比べて、音の濁りが無いことです。
これかマルチウェイスピーカーではどのような製品でも存在してしまうことです。
詳しくは林正義先生の講義を参照にされては良いと思います。
http://www.phileweb.com/magazine/audio-course/archives/2007/07/26.html
この各スピーカーユニットの担当領域がある以上は、ネットワークという電子回路が存在し、それぞれのユニットが分離して聴こえるような不自然さを無くすために、各ニット間で再生音が被ることになります。
簡単に言えば音のつなぎ目が分かり難いようにするということです。
しかし、しかしです。訓練された聴感を持つ演奏家などには、このつなぎ目が非常に不快に感じられてしまうのですね。音の節のように盛り上がっていたり、濁っているように感じるのです。
こうなるとどんな名演奏を聴いても不満になってしまうものなのですね。
さてTDシリーズ全機種においては、如何でしょうか? 先に書いたような不満になることは全くありません。
つまり一つのスピーカーユニットで再生する全帯域を再生することが出来るからです。
ですので、ライフサウンドにおいて、このTDシリーズを導入される方は演奏家や、録音関係者やアマチュアで楽器演奏経験がある方が多いのですね。
特にピアノや古楽器などにおていは、このTDシリーズは最高の再生をしてくれますね。
また、このスピーカーに接続するアンプやCDプレーヤーやDACやケーブルの個性が歴然と分かってしまいます。
ですか今後の世界的な録音スタジオでは、このTDシリーズが基準になっていくことでしょう。
その流れは、TDの産みの親である富士通テンのK氏の努力によって始まっていますね。
http://www.userlist-eclipse-td.com/ ☚を御覧頂ければ、それが真実であることをご理解頂けることでしょう。
特に、店主もご一緒させていただいた大御所がおられます。2010年10月12日のことです。(その時の様子は
https://www.lifesound.co.jp/2010-4に書いております。)
http://www.userlist-eclipse-td.com/endorser/anderson/index.html☚彼です。
Jim Anderson氏です。この方がライフサウンドをK氏に連れられて訪問されて1時間のほど、あれこれ試聴されました。その時の感想は大変満足なものだったので、その後、http://kobejazz.jp/watch_the_jazz/vol01.htmlへと
繋がるのでした。
日本では古典的な箱型つまりブックシェルフ系のスピーカーにオーディオ愛好家たちは長い空いたが親しんできました。またフルレンジ型スピーカーにおいても同じです。
しかし、TDシリーズの形は、これまでのフルレンジ型スピーカーの限界を超えてしまうことに成功したのです。
形に囚われて、このような超絶技術で製作されたスピーカーを拒絶されることは音楽を愛する方にとっては、大きな損失ではないでしょうか?