DYNAUDIO The Special Forty その4
さて、サウンドインプレッションです。
実に爽やか!フワ~~ッとした感じの響きですね。軽やかに音が出て来ます。
とはいえエージングはまだまだです。ディナオーディオの場合、これまで400時間目安でしたが、The Special Fortyも同じなのでしょう。それでも既存のディナのスピーカーに比較すると良く鳴るように思います。
新しく開発されたユニットがそれを成しているのでしょうね。
音が漂う感じがしてスピーカーの存在を忘れさせてくれるようです。
ライフサウンドのメインスピーカーはTDシリーズですが、このDYNAUDIO The Special Fortyはエンクロージャーの音をあまり感じさない優れものであると思います。
これならボディから生まれる余計な音が無いとまで現代段階では言い切れませが、このレベルなら不満は無いと言えます。さらに2ウエィのスピーカーですからクロスオーバーもありますが、それも気になる感じはありません。
一番最初に印象が残った「フワ~~ツ」という感じがそれを教えてくれているのでしょう。
エージングを続ける中でまた変化が出て来ると思います。
現時点では15時間ほど鳴らしています。その経過における感想です。
水の音がリアルですね。そして低音が良く響きます。このボディの大きさで、じっかりと響いてくれます。
心地よい響きの包まれて、疲れも消えて行くようです。
非常に品格のある再生を聴かせてくれます。トラック2では彼女の声が自然に伸びて心地良いですね。
何処にも引っ掛かりがありません。スムーズですね。
軽やかに鳴ってくれます。リコーダーもリアルに響きます。この様な音に包まれると「幸せ!」と自然に感じられてしまいます。
このアルバムでオケを聴いてみますと、まだまだエージングが必要だなということが良く分かります。
トラック1の出だしから進み横笛が出て来たり弦が響いて来ますが、乾いた感じの音が出ません。横笛が一部フルートのように聴こえます。
違う言い方をすれば音の分離が甘い感じですね。
ただ、それでも滑らかに響いてくれるのでエージングが終わるのを我慢することは出来るでしょう。
さらにクリスタルチューニングもしておりませんのでエージングが終わり次第クリスタルチューニングを行ってみたいと考えております。
現在、組み合わせているアンプはIN400LSCですが、良い感じですね。予想を超えて良い感じの組み合わせになっています。
現時点でのトータルの感想は、お洒落で素敵なスピーカーですね!