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CONTOUR20 その3


さて次のテストはCONTOUR20とThe Special FortyLSCの比較です。価格的にはCONTOUR20が640,000円から768,000円。The Special FortyLSCは450,000円+45,000円(内部配線材交換+クリスタルチューニングを含む)ですから145,000円から273,000円の差があります。

価格から考えても当然CONTOUR20が上位機になりますね。スピーカーユニット構成はCONTOUR20が28mmツィッターと18㎝ウーハー、The Special FortyLSCは28mmツィッターと17㎝ウーハーです。

さらに大きさですが、CONTOUR20は 215 x 440 x 360 mm、The Special FortyLSCは 198 x 360 x 307mm となります。ボディ容量もCONTOUR20の方が大きいですね。

画像で見て頂くと大きさが一目瞭然ですね。左がCONTOUR20、右がThe Special FortyLSCです。

さて比較するまでもなくCONTOUR20がすべての面において優っていると思われると思いますが、The Special FortyLSCが相手ですから、簡単に結論は出せませんね。

内部配線材を単線構造に変え、クリスタルチューニングを施しています。

再生音の粒立ちや広がり伸びなどは、The Special FortyLSCが優りますね。

余韻なども綺麗です。さらに音の芯がしっかりと出て来ます。

しかし、空間における豊かさ大きさや質量感や密度感はノーマルではありますがCONTOUR20が優ります。再生される音楽そのものの味わいはどうかと言われるといい勝負と言いたいところです。というのは再生される音楽をどのように味わうかはリスナー次第ですから。ただ敢えて言わせて頂くと、フラメンコの足さばきのような音は少し不要に粘るので少々不満になります。切れ味が悪く聴こえてしまうからです。The Special FortyLSCではリアルに決まります。爽快と言っても良いぐらいです。

とはいえCONTOUR20の内部配線材を単線構造のものに交換してクリスタルチューニングを施してしまうと、その差は広がることになるでしょうね。それは、恐ろしい程に凄いスピーカーになることは間違いありませんね。

それからセッティングはThe Special FortyLSCが楽ですね。CONTOUR20はちょっと重いので慎重にセッティングを行います。

しかし、これらは慣れですし、セッティングが決まれば動かすことはないでしょうから

あまり問題としては考え憎いことかもしれません。

また価格差もありますから当然のことですが、The Special FortyLSCにおいても

ディナの個性はしっかりと持ちながらも、不満点が非常に少なく仕上がっていますので

リーズナブルな存在と言えましょう。

後はお部屋の広さに合わせて選択をして頂けると宜しいと思います。

何れも魅力的なスピーカーですから選択するのに迷われると思いますが、何れを選択されても後悔はされないでしょう。

ということで、お正月は随分と贅沢な時間を過ごさせてもらえました。

#DYNAUDIO

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