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パワーアップシール


最近ウクレレの練習をしていると何か気になることがあり、少しストレス気味でした。

KAMAKAは創業が1916年であり、ウクレレの原点と言っても良いメーカーのようです。

店主もハワイ産の様々なウクレレを触れさせて頂く機会がありました。

KAMAKAと比較すると「帯に短したすきに長し」という感じでやはりKAMAKAかということになっていました。

それでも音量が出てくると、音の透明感とか響きが失われるようで、それが気になっていました。

クラシックギター時代は指板もブリッジもエボニーを使用していた楽器でしたので、エネルギー損失が無く、音の立ち上がりしっかりしていたのです。

また、それが当たり前と思っていました。

先日、ある有名なショップでスペシャルなKAMAKAのコンサートモデルを試奏させてもらいました。

無駄なエネルギー損失が無く、美しく染みわたる音にびっくりしました。

濁りが全くないのですね。これは美しいとしばらく試奏させていただきました。

お店の方が「本当に最近ウクレレを始めたのですか!?」と尋ねられてこられたので10月22日からですとお答えすると信じられないというお顔をされていました。

というのはあるコードが押さえ難く、困っていたのですが、それをお話すると

クラシックギターでは行わないような押さえ方を教えてくれました。

試してみるとあれだけ難儀していたコードが簡単に押さえられました。

それをみて「器用ですね!!」と言ってその押さえている状態を覗き込んでこられた

時に言われました。

この時.試奏したモデルは日本には、あまり入荷していないスペシャルだそうで、指板もブリッジもすべてエボニーでした。

それで、素材によって弦を弾いたときエネルギーの損失が大きく、透明感にかけるのかなと思いました。

私の所有しているKAMAKAはスタンダードなソプラノモデル。

指板もブリッジもブリッジもローズウッドです。

エボニーと比較すと音が甘くなることは知っていました。それはオーディオ用に開発した時にも素材の比較は散々行いましたし、グラシックギターを弾いていた時代にもそうでした。

当然のことでなのでしょうが、ウクレレもで同じことなのだろうと思い、ローズウッド製のブリッジに、ライフサウンドチューニングに使用するパワーアップシールを貼ってみました。

↑パワーアップシールを貼った状態です。白く三日月の様に見えるのは2重構造の下層 にある素材です。

結果については次回に呟いてみたいと思います。


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