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メインティナンスは必要です。
お気に入りのオーディオ機器でしたら、何時間でも音楽再生をしていたいと思いますよね。お気に入りですから何時までも一緒に過ごしたいものです。
そして気が付いたら膨大な時間を一緒に過ごしていることになります。
そうなると機械ですから消耗します。そして、消耗して機能が落ちた部品は交換しないとなりません。
最近、新宿のMさんのATOLL SACD200LSチューニングの調子が悪いということでお預かりしてメインテナンスと修理を行いました。
Mさんは膨大なCDのコレクターでありご自身で歌われますので、音楽に対する造詣も深い方です。
そして音楽鑑賞する時間も多い方です。
今回はトレーの動きが悪く、さらにSACDの読み取りが悪くなっていました。
トレーを動かすために必要なゴムのベルトが伸びていてスリップしていたようです。
またSACDの読み取りは悪いのはピックアップの能力が落ちていたことによるものです。
車のタイヤと同じで、こうなると交換しかありません。このあたりの部品は消耗品ですから。
また一部電解コンデンサーに問題もあったので耐久性のある大型のものに交換しました。
この問題が起きたということは、それだけご愛用頂いた時間が多かったからですね。ですからこのようなメンテを修理をすれば、元通りになります。
修理が終わってテストをしてみるとSACD200LSは何か嬉しそうな顔つきなっていました。
これでまたMさんのためにしっかり働けることが嬉しいようです。
末永くご愛用頂きたいと願う店主としても嬉しいことでした。