さりげなく
240iのテストを再開しました。じっくりと聴きなおしています。
まずはラックに直置きしての試聴から始めました
使用したCDは坂本冬美さんです。
ご本人が素晴らしいのは当たり前ですが、伴奏する演奏者たちも素晴らしいのです。さらに録音も素晴らしいので。
最近はテストに使わせてもらっています。特に坂本冬美さんの声の変化が
デリケートで素晴らしいのですからテストにはもってこいですね。
さて240iですがバーンインが、先回より進んでいるようで、以前よりさり気なく鳴ってくれます。
さり気なくなってくれていますので、このままでも良いかなと思ってみて聴いています。
しかしながら時間が経過すると気になって来てしまうのですね。
さり気なく流れているのでもう少し心に響いて欲しいなあと思い始めてしまうのです。
彼女の声が単純に聴こえしまうのでちょっと寂しい感じもしてしまいます。
それではどうしようかと考えますとまずは足回り。
ここが肝心です。足回りを何とかすれば、もう少し彫りが深く出てくると予想されます。
そこでLSエボニーパッドを240iの足の下に入れてみました。
さてどうでしょうか?
結果はやはりでした。さらに彫りの深い音が出て来て、彼女の声の微妙な変化がよりはっきりと分かります。最低でもこうでなければ真に満足出来ませんね。
こうなると彼女の素晴らしい発声が以前より見てくるのとデリケートな彼女のビブラートの魅力が出てきます。
LSエボニーパッドの役割は振動管理ということになります。アンプに付属している足ではアンプ自体から発生した振動を逃しきれていないので、LSエボニーパッドが
さらに補助することになります。
その結果としてアンプ自身が生み出した振動によってアンプにそれが戻ることなくなることでより正確な音楽信号をスピーカーへ送り出すことが出来ることになります。
金属素材の足回りでは固有の振動を生み出してしまい、LSエボニーパッドのようなレベルでの振動対策をすることが出来ません。
その金属の持つ個性が再生音に乗ってしまいますので。