最近嵌っているもの
最近、ベンツに乗る機会がありました。最上級車種であるSクラスとその次のランクであるEクラスです。
どちらにも高級オーディオで知られるブルメスターが使用されていました。
「Burmester」ですね、音質的にはすっぴん傾向です。それでも不満な方もおられるようで、もっさりしているとか濁っているような印象を受ける方もおられるようです。
そこでツィーターをプラスすることで解決されると言われているようです。
が、本当なのでしょうか?再生帯域が拡大されるのは間違いないと思いますが、それによって聴き易くなったと思われている方も多いと思いますが、本質的な問題の解決では無いのではとライフサウンドでは考えてしまいます。
スピーカーユニット保護ためのサランネットが金属製で小さな穴が開いています。
こんな感じですね。まずはこれが問題でしょうとライフサウンド的には考えてしまいます。
車内なのでスピーカーユニット保護を考えると仕方ないと思いますが、これは叩くと分かりますが鈍い音がします。
この影響があることを見落としてはならないと思います。
さらに内部配線材の問題もあるでしょう。
あの音はは配線材の癖を表していますから。
ツィターをプラスして聴き易くなったと思われて幸福であれば、それはそれで良いと思いますが本質的な改善ではないでしょうね。
それからCD再生は出来ずUSBメモリーを通じて録音したものを再生するので、その点も音質的には疑問があります。
しかし、日本とドイツを除くと最近の世界の傾向はスマホやらパソコンからの音源を再生する方向が主流のようなので、仕方ないのでしょうね。
これはオーディオの世界もその方向に流れていますが、CDでしたらディスクの加工やトリートメントをすることで音質向上が図れます。
さて本題は店主が最近嵌っているのがキンチョーのラジオで流れるコマーシャル「G作家の小部屋」です。
ある著名なゴキブリ作家とアナウンサーの対談形式て放送されている内容です。
これは面白くて嵌りました。
以下を御覧いただくと楽しむことが出来ます。
http://www.kincho.co.jp/cm/radio/gsmall_room.html
(G作家以外にも面白いシリーズのコマーシャルがあります。)
これをTD-M1で聴いてみるとベンツの車内よりもリアリティに富んでいて、対話されている空間も感じられますね。言葉の発音がまるで違います。
これを聴いてしまうとTDシリーズの素晴らしさを改めて教えられてしまうことになりました。
また車内での音質向上は程々にしておかないと音に集中して運転がおろそかになることもありますので、ご注意して頂きたいものです。
最近は、自転車が交通ルールを知らないあるいは無視して赤信号でも交差点を走り抜けるし、歩行者でも信号が赤で平気で渡るような時代になりましたので。
車が走り出しても渡ろうとする人が増えました。まるでゴキブリが走り抜けるようです。しかし、このゴキブリは飛べませんから、くれぐれもご注意ください。
どんなに歩行者側や自転車側が悪いと思っても自動車側は不利になります。