女性は凄い!
早速試聴を開始。AさんのCDを聴かせて頂きました。
オーディオ初心者と言われていますが音楽の御趣味は凄いですね。
電子エレクトロニクス音楽と言って良いのか店主には分かりませんが、店主にとっては初体験のものばかりでした。
ディスク管理が必要というお話をしていたので、さっそく、CDの管理をして再試聴して頂きました。
長年、この仕事をしているとディスクの状態が直ぐに分かってしまうのと緑のペンやアバロンでトリートメントするとどのような結果になるかが分かります。
ディスクの管理を知らないで試聴をしている方が多いと思いますが、それでは真の
機器の特性を知らないで終わっていることになります。
良い機器になればなるほど、ディスクの状態を素直に出すだけです。
そうなると誤った判断をすることになりますね。
何度も聴いているディスクの特徴は「音の粒立ちが甘く、濁りがあり、透明感に欠け、芯の出ない音で再生された音楽が深く心に届いてきません。」
そんなレベルで機器を評価している専門家も多いでしょうね。
さらにより線構造のケーブルで聴けば濁りは倍加して再生の純粋性を落としてしまいます。それでは感動は薄いものになります。そうなると刺激性の強いシステムを選び、最後は疲れて終わりと言う結果になりますね。
さてAさんのディスクも管理させて頂くと、これまで聴こえなかった音や、演奏の意味、音の入り方や構成がはっきりしてきて、これまで以上に楽しむことが出来たようです。
特に奥様の方は変わった瞬間に声を上げて「!!」驚かれていました。
さらに体がリズムに合わせて動き始められ楽しまれていました。
凄いですね!音楽の再生の違いを体感されて直ぐに表現されてしまうのですかね!
また音がこう飛んできた!とも言われてしまいました!
理屈や理論が先に来る男性とは違い、音楽の質を即座いに理解されるのですから女性は凄いです!
店主は初めて聴かせてジャンルのなのですが、ディスクの管理前は理解が難しいかなと思ったのですが、ディスクを手直しすると、かなり繊細な感覚で作曲演奏されていることが良く分かりました。音を楽しんでいるなあと思うことが自然に理解できることになりました。
この管理は2段階目のものでさらに2段階ありますが、時間の関係で最初の入り口で管理は終えました。さらに行えばどうかなるかは予想がつきますが。
このようにCDの状態の変化をシステムは敏感に描き分けてくれました。簡単にディスク評価は出来ないですね。
扱い方が不十分なのにディスクが悪いと言ってしまうことはアーティストや録音の関わった方たちへ失礼ではないでしょうかね?
Aさんご夫妻との楽しい時間を終えてお目当てのディナのスピーカーの素晴らしさをご理解頂けたと思います。
CONTOUR20のユーザーになって頂けるでしょうか?
楽しみです!
ご試聴頂いた時のアンプはIN400LSCでした。