50年前、10年前
- lifesound
- 10月18日
- 読了時間: 3分
今日は、カートリッジメーカーにおられた大先輩から大変な贈り物を頂きました。

グレースのF-8Lです。50年前のですが・・・・・・・・・・・

何と未開封新品です!!!
オーディオテクニカがどうしても勝てない魅力有るサウンドを聴かせてくれたMMカートリッジです。未開封には、驚きました。

もう一つが10年前の未開封新品のエクセルサウンドのX43です。
カンチレバーがサファイアで、針はダイヤモンドです。感動で手が震えていました。
画像も震えています。(汗)
早速、ライフサウンドオリジナルヘッドシェル「唯一無二」に取り付けて試聴です。
大先輩も「大丈夫!大丈夫!!」と言われながら、ちょっと心配のようでした。(笑)

最初は50年前の新品無開封のグレースF8Lです。
50年ぶりに初めて音出しをしたのですが、何の問題もなく鳴りはじめました。
サッチモとエラのデュエットです。生き生きとお二人が歌ってくれ、サッチモのトランペットがブリリアントに響きました。
さらに重量盤のアーチシェップです。
これまた凄いこと!!!

演奏者の圧力が凄いです。迫ってくるものがあり、そのリアルさに圧倒されます。
あの時代にこんなに素晴らしい再生が出来るカートリッジがあったとは!!!
50年前ですと店主が18歳で初めてシステムオーディオを購入した時代です。
50年前の時代の音楽性をしっかりと再生することが
出来たのはROTEL MICHI X5S2のお陰です。
大先輩も「このフォノイコ良いね!!」とご機嫌なご様子。
当時を知る方ですから、良い評価をして頂き安心しました。

次にエクセルサウンドX43です。大先輩も、これまで聴いたことが無いということで、お互いに初めの試聴です。
こちらはMCなので、X5S2のフォノをMMからMCへ切り替えました。
10年ぶりに初めて使用されるカートリッジです。
最初は静かで品の良いサウンド流れ始めました。
F-8Lより大人しい感じです。重心も少し上がった様な感じです。
しばらくすると再生音が元気になってきました。
こちらは少し大人しいですが、品格のあるサウンドです。
シェルリード線とヘッドシェルはどちらも同じです。
X43はラインコンタク針を使用しています。
F8Lは楕円です。
いずれのカートリッジも封を明けたばかりの新品です。これからもう少し鳴らしてみて
様子を見よう思いますが、いずれも何の問題もなく、
素晴らしいサウンドを聴かせてくれるのには、驚きました。
特に50年前のF8Lを作り上げた品川無線には感謝と敬意しかありません。
またこんな貴重な体験をさせてもらえた大先輩にも感謝しかありません。
それも無開封で保管して下っていたなんて、驚きです!!!!




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