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聴き比べ

最終更新: 1月9日

昨日の感動がまだ冷めきらない店主です。おそらくは多くのニューイヤーコンサートファンの皆さんも一緒の事だろうと思います。

さて実際にグローサー・ムジークフェラインスザールでホールを貸し切って残響時間を測定した知人の話では満席時の残響は2秒、空席時は3秒だったとのことです。

また過去にフリップスの企画で発売されたCDでは故人となられた評論家の菅野沖彦氏は空席時は3.8秒、お客さんが入ると2.8秒と解説されている。

何れも空席時と満席時では1秒の開きがあるのは事実のようだ。


一般的にオケの録音ではライブではない限り無観客(関係者はいるだろう)で行われていると思う。

しかし、ニューイヤーコンサートの歴史では初めてのこと。これは歴史的なことだろう。

そして、1680人が入るホールから吸音材となる観客が無の状態での響きこそ音響的には

最高のニューイヤーコンサートだと店主は思う次第です。


まさに黄金の響きを堪能出来たことは千載一遇の機会を得たと思う次第です。


このような響きを家庭で楽しめるようにしたいと思って、これまでオーディオ再生の仕事を

してきたようなものだろうと改めて思った次第です。


それを助けてくれるのがスピーカーでありアンプたちです。

今回、TD712zMK2cosmicとDynaudio Contour20i Chario Lynxを比較試聴してみました。アンプやケーブル、プレーヤは全て同じです。


価格差に開きがあるスピーカーも参加しました。

TD712zMK2Cosmicあ内部配線材シルク化してフルチューニング。 Lynxも内部配線材交換してフルチューニング、Dynaudio Contour20iはノーマル。


Dynaudio Contour20i はContour20の後継機。メーカーでは、「振動板背後に配置されたインナードームHexisが背圧を最適にコントロール。新設計のネオジウム・マグネットもベンチレーションと放熱にも改良を加え、レスポンスとインピーダンスを極めて平坦なものとしました。

ウーファーは18cmのMSPコーン。ダンパーにNomex製スパイダーを採用し、中・低域のレスポンス改善を確実なものとしています。磁気回路にはデュアルフェライト・マグネットを採用。銅キャップを装着して磁気歪みを低減し、アルミ・ボイスコイルの動作をいっそう正確に維持します。

キャビネットはフロント側の厚みをこれまでの2倍とした多層MDF構造。14mm厚のアルミ・バッフルはエッジをラウンドさせて回折現象を回避しています。またトゥイーターの取り付けにはアルミプレートを別に用意し、バッフルに埋め込む方式としました。内部のブレーシングとダンピング材にも改良を加えています。」

ということで全モデルよりもより優れた性能を持っていると期待させるものです


さて、素人を交えての試聴をした結果は「?」でした。

TD712zMK2Cosmicと比較すると音の濁りがひどく聴けませんでした。

音数が少ないものは少しは聴けましたが、音数の多い演奏では音の分離が悪く、聴けたものではありませんでした。イタリア合奏団のバロック名曲集を試聴に使いました。CD再生とDSD化した再生で。ともに何と言って良いのか残念な結果でした。

情報が増えているDSD化した再生には全くついていけない状態でした。

これではチューニングしても厳しいですね。


旧モデルはノーマルでも「おおー凄い音色!」良い意味での音の粘りがあり、音楽をDynaudioなりに楽しませてくれました今でもあの感動は忘れていません。そしてチューニングするとさらに素晴らしい結果を聴かせてくれました。


ですから店主も大期待をして試聴に臨みました。


しかし旧モデル20を超えるような感動は皆無に終わりました。

結果が良ければ展示研究機として導入しようと思っていたのですが、アシスタントの妻から

「展示機にする?冗談よしてください。」と却下されてしまいました。(汗)


Contour20をお持ちの方は大切にしてください。お宝です。というのが結論になりました。


次にCharioのLynx。CD再生では癖のない感じで聴かせてくれましたが、DSD化された音源は箱が鳴って音が濁ってダメでした。これはボディが負けてました。


結論としてはDynaudio Contour20iもLynxもCD再生用として使用するしかないということになりました。


以前にノーマルのHAP-Z1ESを聴かれたライフサウンドのユーザーの方が、ひどい音だったと報告をくれたことがあります。

恐らくはノーマルのHAP-Z1ESとノーマルのスピーカーとの組み合わせで聴いたら悲惨な結果になるのだろうと容易に想像が出来てしまいました。


あのウィーンフィルでグローサー・グローサー・ムジークフェラインスザールですら、観客が入った状態と無観客の状態の違いの凄さがあるのですから、その凄さを再生するには

再生音が濁ってしまってはどうしようもありませんね。


今回のニューイヤーコンサートのCDは既に予約しました。

2000年のムーティ式のニューイヤーコンサートのとの聴き比べが楽しみです。








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