闘い!!
- lifesound
- 2024年1月21日
- 読了時間: 4分
オーディオと言う趣味は大変楽しく、面白いものです。自宅で一流のアーティストたちの演奏を味わうことが出来るからです。
音楽好きには大変幸福な時間を過ごせる趣味となります。
さて、ここで大変な格闘が始まることになります。
それは情報と価格です。
少しでも良い音楽再生を楽しみたいというのは、極めて自然な欲求です。
それは演奏家が自分の演奏を出来るだけ良い楽器で表現したいということと似ていると思います。
しかし、素晴らしい楽器でも演奏家の実力が伴わないと名器の意味が薄らいでいきますね。

オーディオ機器に置き換えて考えてみますと、これは自分の心との闘いが起きます。
それでは、どの様な闘いがあるのか例を挙げてみましょう。
1.価格が高ければ素晴らしいサウンドが得られるという思いとご自分の予算とのバランス の食い違い。
2.様々な媒体を通じて得られる情報との闘い。
3.ご自分のリスニングルーム環境との闘い。
4.家族との意見の違いとの闘い。
5.求める再生が得られないと悩む闘い。
上記以外にも例はあると思いますが、ここでは、この5つの闘いを呟いてみます。
1の例の闘いですが、日本人はとても心の優しい民族ですから、価格が高ければ、それなりに素晴らしい結果を得られると信じてくれます。さらに、そこに2の例が絡んできます。
この2の例が曲者ですね。
特にオーディオ雑誌やネットによる情報です。
オーディオ雑誌での情報には、お金が絡んできます。ですので、評価がシビアではなく、スポンサーよりになります。
その次に問題なのが経験している人なら分かりますが、オーディオ専門誌である雑誌社の試聴室のレベルの問題です。その中での試聴評価には限界があります。
また高い価格の製品が、どのような環境で生まれたのか?何を目指しているのか?を知らないでいては、真にご自分のお好みに合うかは分かりません。
また、価格.COMなどを見ていると「???????」というお話が多くてびっくりします。
特に何を持って良しとしているかの定義が見当たらない事が多いです。
良いと言う言葉はざまざまな価値を持っていると思います。
発言者の方が、どのような環境で、そこにおける再生を良しているかが不明の場合が多いのです。
情報を得たい側の方は、ご自分が望む方向での回答が得られたら、それで良いと信じてしまうようです。しかし、それが本当に有益な答えかは、その段階では分からない筈です。
何故なら、お互いの再生環境が全く同じではないからです。これは2の例と3の例が絡んでいるのです。
今回は長くなるので、これぐらいにしておきますが、オーディオ再生というのは簡単なようで複雑に様々な要素が絡み合い、それをご自分のお好みの再生へと変化させて行く道を歩むことになります。
その道を歩んでいると正解に出会えた時は、「そうだ!!これだ!!」と腑に落ちる経験をされることになります。
以前にも呟いていますが、自分の持つ価値観を教えられることになります。
こんな価値観を持っているのか!と。
オーディオ再生の道は「自分発見の道」と言っても良いと思います。
その道をご家族も一緒に歩めたら最高ですね!!!

しかし、多くの男性諸氏はご家族、特に奥様のご意見よりは、オーディオ雑誌や量販店の販売員さんの意見に重きを置き、せっかくご自宅に招いたオーディオ機器が奥様やご家族から批判の対象にされてしまいます。この闘いに勝利するのは大変厳しいものがあります。
直観的に感じとる能力に優れている女性は、オーディオ機器に関する理論より、ご自分の生死とまではいいませんが、ご自分を寛がせてくれるのか?それとも、ご自分をが大きなストレスに巻き込まれるのか?というポイントが大切になります。それを直観的に見抜かれます。
女性の美を求める心を満たすことが出来ると、素晴らしい味方になって下さいますね!
独身であれば、ご自分の好きなように選択が出来ますが・・・・・・
オーディオ機器とのお付き合いには人生に衝撃を与えられたり、喜びを与えられたりと物語があります。
だからこそ面白いのですね!
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