演奏会
- lifesound
- 2月24日
- 読了時間: 3分
いつもリスニングルームでオーディオ再生により演奏会をしていますが、本日は、知人のお誘いを受け、歩いて10分ほどで辿り着く芸術家のスタジオでのアマチュアの皆さんによる弦楽四重奏による演奏会に参加させていただきました。
第一ヴァイオリンは男性。それ以外は女性という構成です。
スタジオには50人ほど入場ができます。ライフサウンドのリスニングルームと同じ位の広さです。
久しぶりの生演奏会なので楽しませて頂こうと演奏が始まるの待ちました。
プロの演奏家とは違うので厳しいことは無し。アマチュアのみなさんが忙しい中、この日のために練習を重ねて開催してくれた演奏会なので、演奏者さんの気持ちになって演奏を楽しませて頂くことにしていました。
プログラムは以下の通りです。

演奏が始まる前に音合わせ。緊張感がピークなのかもしれません。そして、スタート。
また緊張感があるので、音量がやや小さめ。それでも皆さん演奏をしてくれています。
無事、第1楽章が終わり、第2楽章へ。緊張が解れたのか音量が出てきました。
目の前で演奏して下さっている中に仲間入りさせてもらいたい気持ちになってきました。
チェロの女性がいい感じ。次第に演奏が楽しくなってきました。そして、最後まで
無事に楽しく演奏が終わりました。良いね!!!この感じ。アマチュアの皆さんが心を合わせて演奏している姿は美しですね!!
心がホンワリと暖かくなりました。そして、体も暖かくなって平和な気分になりましたね。
15分休憩のあとスメタナ。弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」です。
スメタナ自身の生涯を30分ほどの曲の中で表しています。
最近はチェコにハマっていますが、ここでもか、それも、この場所は日本チェコ友好協会のある場所です。またホールのオーナーがチェコでコンマスもされていた方です。
面白い巡り合わせですね。
スメタナさんの大変な生涯を自身が音にしている。とても興味深いですね。各楽章で様々なドラマが展開されています。
そのドラマに引き込まれてしまいました。無から有、有から無の展開が続く中に、スメタナの思いが展開していました。
ここで生の楽器の音の面白さに夢中になっている自分がいました。この音を出すにはと、あれこれ考えていたのです。それにはGreat SixteenとROTELかと結論が出ていました。
「高額なハイエンドモデルでは、この温度感が出ないな。」と感じていたのです。
生の音は優しいのです。強い音が出ても刺さるような音ではありませんね。
改めて現在の方向が生な方向を向いているなと確認させてもらえました。


スメタナさんの生涯を味わい演奏が終わりました。普通だとアンコールがあるのですが、この曲のイメージを壊したくないという演奏者側のご希望もあり、これで無事閉会となりました。素敵な判断であったと思います。
久しぶりの生演奏会で楽しませて頂けました。
演奏者の皆さん、ありがとうございました!
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