PE-505も第7段階へ
更新日:2023年6月13日
HAP-Z1ESやTD510zMK2、TD508MK3などに第7段階のWavetuningを施すと
これまでの再生とは雲泥の差になってしまいました。
この状態を体験してしまうとノーマル状態の再生ではとても満足することが出来なくなりました。
そして、遂にTEACのPE-505も第7段階へ突入させてみました。
この子を見ていると何故か懐かしさが湧いてきます。特にスイッチ類の姿に懐かしさを覚えるのでしょうね。
さて、滅茶苦茶に高額ではないフォノイコですが、第7段階のチューニングを行うとどうなるのでしょう?
非常に素直なフォノイコです。人によってはつまらないと思う方もおられるかもしれません。
しかし、素直な性格はいろいろな方向に変化をさせることも可能です。
この機器はモノラルLPや1955年のRIAAカーブ策定の前後に発売されOLD EQでカッティングされたLPの再生用に、DECCA、 COLUMBIAのそれぞれ独立したEQ回路が搭載されているので、それぞれに合わせて選択できます。これが面白いですね。古い録音のLONDONのアナログディスクを聴く際に、とDECCAに合わせてLONDON(DECCA)のアナログディスクを聴いてみると高域情報が良く出てきますね。
さて、素直な性格ではありますが、オペアンプ搭載と言うことでのその癖は少々気になっていました。
以前行ったチューニングでそれが気にならない感じになってきましたが、今回の第7段階までチューニングを行うとそんなことは全く気にならないことになりました。音の厚みが格段に良くなってくれました。
Wavetuningがアナログ再生にも大きな効果をもたらすことが、今回、明らかになりました。
無理に高額な製品を買う必要が無くなってしまったようです。
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