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lifesound

THORENS届きました。SONO3

組み立てが最終に近づきました。


アウタープラッターを取り付けです。この素晴らしい加工をされたアウター&インナープラッターを見ていると、ワクワクとしてきました


美しく輝くプラッター達を見ながら、カートリッジを取り付けます。

当然ですが、唯一無二のヘッドシェルに装着した、ライフサウンドのオリジナルカートリッジです。


時代が変わっても、以前の面影を残しながら、工作精度が上がったTD1600。存在してくれるだけで、嬉しくなってきます。

また、気がついてみると、ライフサウンドが使用しているアームは全てナイフエッジのアームばかりです。

様々な世代のナイフエッジのアームです。


オーディオ・エンジニアリングの田中さんに調整していただいたダブルナイフエッジ407/23。

TEACのTN5BBにSACEコマースからOEMで供給されているダブルナイフエッジのアーム

これは簡易型と言って良いでしょうね。

そしてTHORENSのTP160。このナイフエッジはダブルではなくストレートというかシングルナイフエッジ。

また、新しい工夫としてアームの上下動を上から抑えるのではなく、下から磁石で引き付けるという方式です。

このメリットは頭が抑えられたような感じにならないので、高さ方向の再生に有利だとか。


お陰で針圧調整がかなりシビアでした。

0バランスを取るのも厄介ですが、再生をしてみると、レコード盤は完璧に磨き上げられたスケートリンクの氷のようで、その上を滑るようにアームがトレースをしていきます。

古いレコードで輸入盤はどうしてもレコードを作る物質がレコードの溝に浮き上がってくるので、障害物になります。

それを407/23のように見事にトレースするので、アームがジャンピングすることが僅かで非常に静かでう、スクラッチノイズがでたとして静かです。


ラインコンタク針を搭載した、ライフサウンドのオリジナルカートリッジがストレスから開放されたように、喜びを持って働いてくれます。





1950年代、1960年代、1970年代、1980年代のアルバムが生き生きと再生をしてくれます。音質的な古さは余り感じません。当時の録音の個性は見えてきますね。


とはいえ再生をしていると、時代を忘れてしまいます。

5歳から8歳のときに、親によく聴かされていた、シャンソンは驚くほどリアルでした。

フランス語の難しい発音がしっかりと聞き取れます。アルバムの価格も印刷されているので

見てみると2,000円とあります。

当時の2,000円とは、かなり価値のある価格ですよね。

60年以上の前のレコード盤が、見事な演奏を聴かせてくれますので、それだけの価値はあるなと、つくづく思われますね。


お陰で、夜ふかしが続いている店主でした。






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