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ジネット・ヌブーの再来?
これまで店主にとって、女流バイオリニストで心底納得できる女流バイオリニストは、ジネット・ヌブーだけでした。
しかし、現在、ジネット・ヌブーの再来!?と思わせてくれる女流バイオリニストがおられます。
その演奏は店主もアシスタントの妻も魅了してくれる稀なる存在です。
御覧ください。
ハイフェッツがお好きとのこと。演奏が終わった時に弓を大きくかざす姿はハイフェッツを思ってのことなのでしょうね。
国際音楽コンクール『Щелкунчик(くるみ割り人形)2019』で弦楽器部門の審査委員長を務めるザハール・ブロン大先生をとろけさせてしまい、さらにその他の審査員も聴衆も皆感動でトロトロでした。店主もアシスタントの妻もトロトロに感動させられました。
8歳の時の、この演奏ですが一音たりとも粗末にせず、見事な弓使いで様々な音色を生み出している演奏に感動しまくりでした。
そして、眼光鋭く、美しき姿勢から生み出される演奏は、誰もが引き込まれてしまうものです。そして、あのビブラートは彼女の演奏を聴いている全ての人々の心を揺さぶり、その人の中の神性を引き出してしまうようです。
この時、使用していたのはアマティの3/4だったようですが、それでもこの凄い演奏をしてくれていました。
店主が何故ヌブーの再来と思ったのは、8歳にも関わらず最後まで体力が続き、精神的緩みもなく音楽そのものになって演奏している姿にヌブーを思い出させてくれるからです。
知人と昔の女流バイオリニスト聴き比べ大会をしたのですが、ジョコンダ・ビートですら
演奏途中で演奏が緩くなっていて「?」ヌブーは全くそんなことが無く力強く男性のように
演奏を続けてくれました。
その他も比べたのですが、ヌブーの完勝でした。それ以外に音楽性も素晴らしいのは当然ですが。
さて妃鞠様ですが、8歳にも拘らずオケとの演奏でも最後まで緊張感が崩れず、どこにも精神の緩みがなく、音楽を届けてくれています。
その演奏を聴いていると、この子はどれだけの練習を積み重ねて来たのだろうと考えさせられました。神童と言われていますが、難しいところは500回でも1000回でも練習をされるとのこと。練習を続ける精神性が神童である所以であるのかもしれませんね。
(そういえばヌブーも演奏会が終わっても練習をしていたと聞いています。)
現在の使用楽器は1717年製ストラディヴァリウス「Hamma」を前澤友作氏より、弓は「宗次コレクション」より貸与されているそうで、その演奏も(223) 【 海外 の 反応 】11歳の 少女 が世界的コンクールで演奏し、審査員に「作曲家の想像を凌駕している」と言わしめた伝説のステージ...!Part.2 - YouTube
で味わうことが出来ます。
アマテイも素晴らしい楽器だったと思いますが、「Hamma」を演奏している妃鞠様のお顔はなんと幸福そうなのでしょう。
「Hamma」との会話を楽しんでいるようにしか見えませんね。この若さでストラッドを弾きこなし、さらに会話が出来るなんて!!!! さらに表現の幅が広がつたようにも感じられますね。
凄いことですね!!!!
神のような指揮者である小林研一郎大先生との共演を聴き逃したことです。
YouTubeで拝見しましたが、妃鞠様のソロのところで小林大先生が姿勢を正し瞑目して彼女の演奏を聴かれているのです。その姿に感動するとともに、そうさせてしまう妃鞠様の凄さに驚かされてしまいました。さらに小林大先生と妃鞠様が目を合わせて合図を送っている
姿にも巨匠同士が演奏を作っているようにも見えてしまうのでした。
さて妃鞠様の演奏を聴いていると、いつかCDなども出るのだろうと期待をしています。
Wave SUPERNATURALが生まれてくれた理由には、妃鞠様の素晴らしい演奏を濁すことなく、純粋に再生をすることも、誕生の理由の一つかなと思う店主です。
音楽再生の神様がおられとしたら、音楽の神の使いのような妃鞠様の演奏を汚してはならないと思われているのでしょう。
吉村妃鞠という類まれなる演奏家の演奏がライフサウンドのリスニングルームで演奏できる日が一日も早く来ることを楽しみしながら、妃鞠様を一日も早くお迎え出来るようシステムの再チェックをしていこうと決意を新たにさせて頂きました。
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