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クリスタルチューニングその39

  • 店主
  • 2017年8月6日
  • 読了時間: 3分

BVR(ベラボーチェリ・リァレンスに略)に遂にクリスタルチューニングをしてしまいました。

かなり神経を使う仕事になりますが、長年、ライフサウンドを支えてくれたシンボルスピーカーでしたので感謝を込めて行いました。

スピーカーユニット固定のネジを外し、スピーカーユニットを持ち上げると良い香りがします。ボディ素材の香りですね。そして、日本独自のチューニングを考え施した歴史が思い出されてしまいます。

その中で、一か所だけこれは不味いだろう部分を修正しました。当時は、これで良いと信じていたことなのですが現在ではこれは不味いと深く理解しているので。

2台のスピーカーは4時間ほどでクリスタルチューニングを終えました。

完成してみると何かスピーカーも店主も生まれ変わった気持ちになりました。

実は昨晩までは過去に引き戻されて、何か悲しい気持ちになっていたのです。しかし、クリスタルチューニングを行いますと未来が明るく感じられ、前に進もうという勇気が湧いてくるのです。

さて音を聴いてみてびっくり。昨晩までとはまるで違います。複数のスピーカーユニットで構成されているBVRですが、フルレンジのような感じになってしまいました。まとまりが悪く感じたことが嘘のようです。(とはいえまとまりが悪いとはフルレンジのTD712zMK2LSと比較してのことです。一般的なスピーカーと比べたら優秀なレベルにあるのがBVRです。)

さらに音抜けが、遥かに良くなり、気持ちいいサウンドを聴かせてくれます。

昨晩の悲しみや苦しみを感じたことが嘘のようです。

15年近く傍らにいてくれたBVRですが、クリスタルチューニングのお蔭で、新品のような爽やかで心地よい存在に変化してくれました。

まさに生まれ変わってくれたという言葉ば真実となりました。

と言う反面、このスピーカーの個性が良く出て来ます。TD712zMK2LSという日本のオーディオの歴史において画期的なスピーカーに慣れた耳には、このBVRの個性が良くも悪くも感じます。

それはボディの音ですね。決して悪いとは言い切狙いものですが、グランド―ナの演奏するとレースレが違ってきます。このボディ素材と粘り気のあるディナオーディオのユニットから

生み出されるサウンドは大変個性があります。ですから使用するアンプは比較的あっさりしてい長直進性が強いアンプが合うようです。それで現地でも300Bなどの三極管で鳴らされていました。ライフサウンドではSIMAUDIOが一番かもしれません。低音もしっかり出してくれます。後はメロディの真空管アンプたちですね。ソフトの素の状態を聴くならどうもTD712zMK2LSになりますね。時代を感じる体験をさせられました。

またTDシリーズのサブウーファーたちを知っている耳には低音の立ち上がりが遅い感じもしてしまいます。

しかし、今後もBVRはライフサウンドの大切なスタッフであることは変わりません。

大切に付き合っていきたいと思って、夏休み前に宿題を早目に終えた店主でした。


 
 
 

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