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クリスタルチューニングその40


クリスタルチューニングについて書き始めて、「その40」になってしまいました。

これまでも心躍る経験を沢山させて頂きてきました。その点では恵まれていると思います。

しかし、今回のクリスタルチューニングはライフサウンドにおける一つ頂点でもあると思います。

スピーカーユニットから重みや広がりそしてリアルなサウンドを引き出し、さらにシステムの状態を良く教えてくれるのですからね。

またクリスタルチューニングが生まれられたのはTDシリーズの存在です。

世界最高峰のモニタ―スピ―カ―でありますから、システムにおける店主の感じる不満点を良く教えてくれるのです。

これまでの箱型スピーカーが持つ様々な個性を排してくれているので、目指す方向が明らかになります。

音楽評論家の皆様にはこのスピーカーを使って語って頂きたいものであると思うぐらいです。

個性が強いスピーカーでCDソフトの評論をされている方が多いのですが、それでは本来の演奏とは違う印象を持ってしまうことになると思うからです。

以前も個性の強いスピーカーでCDの評論をされている方おられましたが、その方の評論を拝見しているとシステムや、その設置された環境の問題を語られいるように思うことがありました。

さてBVRからTD712zMK2LSに戻してみますと、スカッと晴れた青空のようなのですね。つまりボディの影響を含んだ音ではなく、純粋にスピーカーユニットから発せられる音なのです。もっと開発者側的見解で言えば、スピーカーが無い感じなのです。

CDの情報を最終的にはアンプで増幅してスピーカーに送り込みますが、そのアンプで増幅された情報そのもの音なのですね。

オーディオの楽しみ方は様々ありますので、何が良いか悪いかとは言えません。すべては肯定的に捉えた方が健全であると思います。ただライフサウンドにおいては純粋性ということが基準にあるようなので、どうしても楽音を阻害するような個性は不要と感じているようなので、TDシリーズに傾いてしまいます。(笑)

最近ではジンガリ君における新たな発見がありました。ライフサウンド的チューニングや改造をしたら、そのスピーカーのもっている潜在能力をかなり引き出せるだろうと言う経験です。

それもクリスタルチューニンがあればですが。

伊豆高原のAさんと、その後、お話をしたのですが、現在もエージングをしておられるそうです。

過去の感じた問題点は全て消えてくれたようです。 スピーカーケーブルを最初にクリスタルチューニングされたのですが、「このチューニングをされるなら相当な覚悟で臨んだ方が良いと思う。」と仰られていました。

それはシステムの状態を良く教えてくれるのですからね。

確かに店主も先に書きましたが、その通りなのです。ライフサウンドのHPのトップに書いてあります「ライフサウンドが求めるのは本当の音を再生し楽しむには、機械を変えるだけでは越えられない世界。部屋のチューニングからケーブルまで素材を選び抜いた本物のみが成し得る世界。一度踏み入れたら戻れない禁断の世界です。」ということのテーマの実現でもあるからです。この言葉を下さったのは以前のHPを製作してくださったリチェルコhttp://www.ricerco.com/の本多社長です。

頂いた言葉を実現出来て店主も感慨無量です。


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