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TD712zMK2 ブラックをLSCへ その4
さてスピーカーユニットのチューングポイントについては下の画像にあるところです。
この画像はTD712zMK2のスピーカーユニットではありませんが、この真ん中に
存在する部分が必要なポイントです。この部分に何故必要なのかと言えば、ノーマル状態で使用されているより線構造の内部配線材から単線構造でライフサウンド&クリスタルチューングされた内部配線材により、これまで以上に信号の流れがスムーズになり
そこからスピーカーユニットが生み出すエネルギーが格段に増えてしまからです。
その結果、この部分から微妙な振動が生まれるので、これもチューニングによって
振動エネルギーを発散させるためです。
この発散が難しいのです。単に発散させてしまうだけですと、何か不自然で音楽再生には向かない感じになってしまうのです。そこで様々な研究実験をして生まれたチューニング用パーツを使用することで自然な音楽再生になるようになりました。
さらに以下の画像で中央付近に白い部分があります。結束バンドで固定された吸音材
があります。(その他にもありますが)この吸音材はシンサレートと言って
吸音・断熱材は、メルトブローン法によりつくられた繊維径約2μmのポリプロピレンマイクロファイバーと繊維径約25μmのポリエステル短繊維とを特別な製法で一体化した不織布です。
吸音材と言っても完全に音を吸収するものではないので、音色があります。それに対してもライフサウンドはチューニングを施します。
その結果、音色の表情は明るく抜けが良くシルキーな感じになります。
このようなチューニングを経て、内部配線材交換や磁気回路へのM3Aプレートによってのチューニングを行い完成します。
ノーマル状態でも素晴らしい存在であるTD712zMK2ですが、さらに一皮も二皮も剥けた再生が可能になります。
これまでのオーディオ観が一変されることになると思います。
さらにスピーカーケーブルやラインケーブルが良質な単線で構成されたケーブルなら
より一層、音楽再生が心に浸み込んでくるものになることでしょう。