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色付けの無い世界の色


最近「科捜研の女」に嵌っています。主演の沢口靖子が可愛いので夫婦でファンになっています。

再放送も録画してみていました。

そこで最近再放送された中で2017年から2018年で2017年11月9日に放映された事件ファイル4でタイトルが「殺人交響曲/マリコの殺人コンサート!? 火を放つ指揮棒と小麦の謎」に 何とTD712zMK2が登場しているのです!

これはメーカーからも教えられていませんでしたし、メーカーの担当者も知らなかったのです。

そして、番組の中で殺人に使われたのがブックシェルフ型のスピーカーでした。

スピーカーの上にアロマキャンドルを置き、そのスピーカーが乗っているテーブルを

少し傾け、スピーカーから生み出される振動によってアロマキャンドルが動き出し傾斜に合わせて落下して、炭が入れてある置物に落下し一酸化炭素が発生して殺人となるという流れです。

低周波がスピーカーキャビネットを動かしていることを簡単に説明してくれていました。

オーディオファンであれば、このことは御存知であると思いますが、それが生み出す問題については意外と軽く流しておられるのですね。

科捜研の女では人間を殺す役割を果たしたスピーカーですが、音楽再生においては

録音された演奏を殺すことになりますね。

それはスピーカーキャビネットの素材の音が演奏に乗るからです。

何年もの時間を経て生まれた楽器に合った天然の素材を吟味して構成されている楽器ですが、それをはるかに下回る素材で構成されているのがブックシェルフ型のスピーカーです。

素材が悪ければ楽器の音質が下がることはお分かりいただけることであると思います。

スピーカーキャビネットが振動すれば、スピーカーキャビネットの素材の音も再生音に乗ってきます。さらに振動すると言うことはバッフル面に固定されているスピーカーユニットも動いています。

そうなると再生する音が変調していることになります。楽器の演奏法で言えばビブラートがかかっているようなものです。

この状態は録音された演奏には無い状態が発生しているということであり、それは演奏を殺していると言っても過言ではないのではと店主は思います。

TD712zMK2はその点では、録音された演奏を殺すようなことは非常に少ない稀なるスピーカーですね。

科捜研の女ではそこまでは理解されてはいないと思いますが、立場の違う人間から見ると殺人=殺音と見えてしまいます。

スピーカーメーカーは色付けの無い音ということを良く言いますが、形式が変わらない限り色付けは存在しています。

色付けの無い世界の色はソフトの内容をその通りに再生してくれることということですね。

その時にとてつもない解放感を感じられることになります。

しばらくオペラの色に染まっていた店主ですが、TD712zMK2LSCに変更して同じソフトを再生した瞬間、解放感に体が軽くなり体が楽になりました。

録音された演奏が、生の演奏と厳密に言えば全く同じとは言えないでしょう。

それでも録音された演奏の雰囲気に限りなく近い再生が出来たらと願うのは店主だけでしょうか?

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