入力
HDDプレーヤーはCDの情報を入力する手間があります。アルバム整理の様な感じです。
まだまだ手持ちのCDの情報をすべて入力してはいませんが、これまでのライフサウンド
歴史を思い返す機会にもなっています。
お客様が試聴用で持って来てくださったCDがおおく、ユーザーになって下さった方、またそうでない方など様々な思い出が蘇ります。
あの時の再生はどうだったかなと思うと、未熟ながら頑張っていたなと思うことにもなります。
アナログ再生においてはレコード盤の静電気除去を行い、髭がつかないよう注意しながら静かにターンテーブルに乗せて、そしてモーターのスイッチを押し、静かにアームを下すという儀式がありました。
CD再生においてはCDのディスクの静電気除去や磁気を取り、さらにディスクの縁にグリーンの水性塗料を塗り、さらにセンター付近のカッティングをして、静かにトレーにセットするという儀式がありました。CECの場合はクランパーをセットしてと言う手間がありました。
それぞれの儀式をすることで、これは音楽と向き合うという良い緊張感が生まれていました。
HDDプレーヤーですと再生するアルバムをスマートフォンで探してということが儀式でしょう。
しかし、その前にすることがアルバム情報を内蔵されたハードディスクなどに入力するという作業があります。
どのような再生になるのかとワクワクしながらパソコンにディスクを読み取らせ、さらに
アルバム情報を確認してアートワークのチェックをしてアルバムの画像が無い場合はCDのジャケットを読み取らせてという作業があります。
配信されたものを入力することも作業でしょう。
音楽再生に向き合うとき、それぞれにこのような作業があることがリスナーに要求されますが、これがとても大切なことかなと店主は思っています。
演奏者や録音エンジニア関係者の皆さんの思いの結果を楽しませて頂くために
リスナーも襟を正して音楽再生に向き合うという時間が良い音楽再生を味わう側にも
必要な事だろうと思っています。
デジタル時代になったとしても最後は心が音楽再生の良し悪しを決定すると店主は考えています。
また再生に使う機器たちに対しても敬意を持って接することが何よりも必要なことでしょう。
そこで始めたのが機器たちのクリーニング、静電気除去や機器内部の清掃ということです。
そして、何時までも新鮮な感動を味わうためにも
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