Sonic Correctorが引き出す、スピーカーと2空間の本当の力sono2
- lifesound
- 46 分前
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3. Sonic Correctorによって、スピーカーの「素性」が見えてくる
ここでMINI BELLA VOCE Mk2やGreat Compactに目を向けてみると、Sonic Correctorとの組み合わせによって、これらのスピーカーが持つ本来の魅力がさらに際立ってきます。
MINI BELLA VOCE Mk2やGreat Compactには、マホガニーやスプルースといった、楽器にも用いられる素材が使われています。
こうした素材がもたらす響きや質感は、単なる「キャビネットの材料」という言葉だけでは語りきれません。
木材が持つ自然な響き。
音が立ち上がったときの質感。
そして、音が消えていくときの余韻。
それらが一体となって、スピーカーから出てくる音に独特の表情を与えています。
Sonic Correctorによって再生系の微小な情報や空間の見通しが整ってくると、こうしたスピーカー自身が持っている個性が、より素直に音楽の中へ現れてきます。
つまり、Sonic Correctorはスピーカーの個性を消してしまうのではありません。
むしろ、そのスピーカーが本来持っている素材の魅力や設計の良さを、より表現しやすい状態へ導いてくれる。
ここが大きなポイントです。
4. ガラス振動板Alpair 5の能力を存分に活かす
そして、Great Compactを語るうえで忘れてはならないのが、スピーカーユニットです。
特にガラス振動板を採用したAlpair 5は、その独自の構造と素材によって、非常に繊細な音楽表現を可能にするユニットです。
しかし、どれほど優れたユニットであっても、その能力を十分に引き出すためには、ユニットへ送り込まれる信号そのものが濁っていないこと、そしてキャビネットや部屋を含めた再生環境が整っていることが重要になります。
Sonic Correctorとの組み合わせによって、微小な信号や空間情報がより自然に感じられるようになると、Alpair 5が持っている繊細な表現力がより明確に感じられるようになります。
ボーカルの口元の微妙なニュアンス。
弦楽器の弦が振動した瞬間の質感。
シンバルが打ち出されたあと、空間の中へ消えていくまでの余韻。
そうした非常に小さな情報が、単なる「高解像度」という言葉では表現しきれない、豊かな音楽表現として立ち上がってきます。
Sonic Correctorを使用することで、Alpair 5の性能を別物に変えるのではありません。
もともとそこに備わっている能力を妨げていた要素をできるだけ減らし、Alpair 5が本来持っている表現力を、より存分に発揮できる環境をつくる。
その結果として、Sonic Correctorを使用する以前よりも、音楽の表情が豊かになったと感じられるのです。
5. 価格を超えて、どこまでも応えてくれるスピーカー

↑MINI BELLA VOCE Mk2
このように考えると、MINI BELLA VOCE Mk2やGreat Compactの魅力は、単純な周波数特性やスピーカーサイズだけでは判断できないことが分かります。
決して超大型の高額スピーカーではありません。
しかし、それは「それなりの音」で終わるという意味ではありません。
Sonic Correctorとの組み合わせでシステムを丁寧に追い込んでいくと、音量、設置、部屋との関係、そして音源の違いに対して、驚くほど素直に反応してくれます。
そして、マホガニーやスプルースの素材が持つ自然な響き、スピーカーユニットそのものの素性、Alpair 5の繊細な表現力。
それぞれが別々に主張するのではなく、一つの音楽としてまとまっていく。
そこに、これらのスピーカーの大きな魅力があります。


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