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TN3-Bsono3


以前TN3-Bsono2で以下のように店主は呟きました。

SACEのアームを搭載しているTN3B。価格的にも上位機種にあるTN4Dにどこまで迫れるのかとあれこれしてみました。 結論から言うとTN4Dに迫りますが、及ばすという感じです。


しかし、それが正しいのでしょうか?店主はこの段階における呟きが正しいのか?

と、その後、思案を続けていました



何故なら、トーンアームは上機種のTN-5BBもTN-4Dも同じトーンアームを搭載しています。メーカーにも確認しましたが同じ能力のものです。

ですのでカートリッジの違いはともかく何がTN-4Dとの差を埋められない原因があるのでしょう。そこでTN-3Bは何らかの原因でトーンアームの性能を発揮し難い環境があるのだろうと考えました。それは振動と言うことに尽きると思います。

そこで設置の方法を改めて見直しました。それにはLSエボニーパッドとアコーステックアンダーボードベビーを使います。


すると以前よりも微妙な音ぶれが姿を消しました。これですとTN-4Dにほぼ同じ感じです。

しかし、これだけでは店主は我慢できません。追い越せないかと考えて付属のカートリッジのボディのチューニングをしました。

付属のオーディオテクニカAT-VMN95E のボディの一部は金属構造です。

そこでまずボディにチューニングをしました。これは効きました。

少し再生音に乗っていた金属音が姿を消しました。


マレットで叩かれるドラムのスキンの皮の音が自然になりました。

さて、これで良いかと言えばまだまだです。

ここまで出来てくるとヘッドシェルの音が気になります。金属素材ですので当然響いています。

そこでカートリッジを固定するネジとネジの間をチューニング。これも効きましたね!

これで煩かったヘッドシェルの音が消えて再生音の純粋性が上がりました。

ベースを弾く音がまるで違います。芯が出ながら広がります。


こうなるとノーマルのTN-4Dの能力を超えてしまいました。チューニングしたTN-4Dに

肩を並べられる存在になってくれたと思います。

これまで販売を控えていたのは店主として満足できる状態に出来ていなかったので控えていましたが、これなら販売しても問題は無いと思います。


さらに近い内にカートリッジを変えて評価をしたいと思っています。


付属のカートリッジでここまで再生してくれたら、もう良いのではと思うところもありますが、折角ここまで来たのですからその次に行けたらと思う次第です。


こうしてアナログ再生の封印を解いた店主はずぶずぶと沼に嵌って行くのでしょう。(笑)







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