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TN5BB テスト開始
更新日:2022年9月14日
あれこれ考え付くことを繰り返しています。
まずチューニングはしないでカートリッジによる比較試聴をしています。
1.標準装備のOrtofon 2MRED
素直な音、迫力はあまりない。ノーマルな感じ。
2.ortofon 2M Bronze
REDとの比較では音がしっかり太い感じ。
3. Lifesound HLG
すべてに於いて面白い。これを聴いてしまうと他のカートリッジが寂しい感じになる。
生々しさが素晴らしいですね。
カートリッジの比較試聴になってしまって肝心のTN5BBはどうなの?と思われるでしょう。
ここでTN5BB自身について感想を呟いてみます。
最初に外観から受ける印象は、非常に真剣に作られた製品。何か清潔感を凄く感じるということです。
どんな製品だって真剣に作られているだろうと言われると思いますが、日本人の気配りというか美しい和室から受ける感じがしてなりません。
使ってみて嬉しいなと思う機能があります。
以下の画像を見て頂くと分かりますが、メーカーが言っている
「ブラックとシルバーのコントラストを基調としたデザイン。キャビネットに採用したMDFはピアノブラック仕上げとなっており美しい光沢を備えております。また、天板を構成する人工大理石には、遠目では漆黒に見えますが近づいてみると中に雲母が点々と煌めくパ ールブラックとなっており、見る角度によってその表情を変え、シンプルながらも目で見て鑑賞する楽しさを備えたデザインとなっております。操作系のノブやアームリフトスイッチ、そして脚部には質感の高い、アルミ削り出し部品を採用しました。」
この天板に雲母が点々と煌めく姿を見ていると音楽の宇宙の世界を探訪する旅に出るように思えてしまいます。
さて機能面ですがアームリフターがオートでトーンアームをアップダウンしてくれます。さらに曲が終わりオートでトーンアームがアップされてプラッターの回転も自動でストップしてくれます。
ブログで呟いている作業をしながらアナログ再生をしている時には、有難い機能ですね。
曲が終わった時に慌ててトーンアームをアップしに行かなくても良いですから。
またスイッチ類はアームなどアルミの削り出しだそうです。これも質感が良くて気持ち良く音楽を楽しめる心遣いだと思います。
価格を考えるとまずまず合格な製品ではと思います。静かなモーターで静かに回るフラッター。音楽再生を邪魔しません。
ダブルナイフエッジ効果で垂直方向の稼働はトレース能力が抜群です。
水平方向の可動部には従来の1点のボールベアリングで支持する構造から、2点で日本製の高精度ボールベアリングを使用して支持する構造に変更ということでより滑らかな動きが
獲得されたようです。これはダブルナイフエッジ効果を妨げることが無いということですね。
超重量級のプレーヤーではありませんがしっかりした低音を楽しめます。一般家庭においては十分なものでしょう。
あまり重すぎると簡単に動かせませんので苦労します。超重量級のプレーヤーを使うのなら床もしっかりしていないと意味が無いですからね。その点、このプレーヤーは楽ですね。
内部損失が大きく重量のある36mmのMDF製のベースプレートに、優れた剛性を持つ12mmの人工大理石を組み合わせた、積層構造のシャーシを採用。(キャビネットの重量は約8.8kg)優れた剛性と制振性を備え、高いハウリングマージンを実現しましたというメーカーの言葉は真実のようです。余計な振動があると濁ったように感じますので、清潔な印象を受けたのも、このメーカーの振動対策が成功しているからかもしません。
70代になっても楽に移動できると思いますので店主には嬉しいものです。
本体のチューニングは未だですが、ライフサウンド流の使いこなしを一つ行ってみました。
魔法の小箱をプレーヤーの下にセットしてみました。
これは効きますね! 少し細めに感じた再生が肉付きの良い、リアルなサウンドになりました。
さらに後方へも一つセットしてみました。
これにより立体感が向上。素晴らしい再生になってしまいました。
この魔法の小箱は電磁波対策グッズの一つです。ライフサウンド初期から扱っている存在です。
これは詳しい内容は秘密になっているので分かりませんが、電磁波を消すとかいうものではなく電磁波を受けることでその電磁波をフラットにする波が電磁波の振動で生まれることで
影響が少なるなると考えています。船舶で言えば船首下部にあるバルバスバウのような働きをするように思います。
魔法の小箱は本来は人体用なのですが、オーディオ再生にも効果があるので長年使用しています。
そうそう、それからカートリッジは、チューニングをすることにしました。
とくにREDはノーマルなので他の比較すると可哀そうです。
REDにチューニングをしてみましたが、かなりBronzeに近づいてしまいました。
迫力も出て来て、しっかりしたサウンドを獲得出来ました。
RED用にさらにチューニングを考えて行こうと思っています。
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