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〜オーディオ再生の面白さと、怖さ〜

  • lifesound
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

Sagra DACをじっくりと聴き込んで、ある程度の時間が経過しました。

そして、こうした時間を経るごとに、毎回しみじみと感じることがあります。



どんなに素晴らしい名機であっても、ライフサウンドチューニングによって整えられたシステムの中で聴いていると、信号経路に残された僅かなロスや滞りが見えてくることがあります。


それまで当たり前のように鳴っていた「有機的なサウンド」が、ほんの少しだけ遠のいて感じられるのです。


それは本当に微妙な差かもしれません。

しかし、時間が経つにつれ、まるで「すりガラスの向こう側の世界」を眺めているかのような感覚に陥ってしまいます。


それは同時に、再生される音楽から得られる感動が少し遠のくことでもあるのです。

目の前にリアルな世界が展開し、本物の「ノンフィクションの世界」を堪能していたはずのものが、次第に「ノンフィクションのような世界」へと変貌してしまう。


これは価格の問題でもなければ、ブランドの問題でもありません。


実は、RCA端子やスピーカー端子、内部配線の接続部分、ヒューズホルダーなど、音楽信号が通過するあらゆる場所には、目には見えない小さな抵抗やロスが存在しています。


これらの部品は大量生産される工業製品である以上、十分な品質と性能を備えていても、音楽信号をより自然に流すという観点では改善の余地を残しています。


そして、その小さなロスの積み重ねが、音楽の生命感や躍動感、そして感動を少しずつ遠ざけてしまうのです。

ライフサウンドチューニングは、そうした信号経路の流れを整え、音楽が本来持つエネルギーや情報を、より自然な形で伝達できる状態へ導いていきます。


現在、試聴しているSagra DACは輸入代理店様からお借りしているデモ機です。

当然ながら、大切なお預かり品ですのでライフサウンドチューニングを施すことはできません。


しかし、店主にとって「試聴」とは、単に現在鳴っている音を評価することではありません。


その機器がどれほどの素質を持ち、どこまで伸びる可能性を秘めているのか。


その本質を聴き取ることこそが、本当の試聴だと考えています。


実際、今回組み合わせているSonic Correctorについては、ノーマル状態とライフサウンドチューニング後の両方を比較試聴しています。



その変化は想像以上のものでした。


音質が変わるというレベルではなく、音楽の生命感や自然さ、演奏者の存在感そのものが大きく変化したのです。


だからこそ、チューニングされていない状態のSagra DACを聴いていても、その先に秘められた可能性がはっきりと見えてきます。


もし信号経路のロスがさらに減少したら。


もし各接点や内部の流れがさらに整えられたら。

このDACは一体、どこまで深く音楽を描き出してくれるのだろうか。

そんな、まだ見ぬ世界を予感させてくれるのです。

だからこそ、どれほど優れた機器であっても、チューニングされていない部分が混在すると、その差が少しずつ見えてきてしまいます。


この世界を一度体験されたライフサウンドのユーザーの皆様は、この事実を知ることで、オーディオ再生が持つ本当の「面白さ」と、そしてある種の「怖さ」を同時に体験されることになります。


知ってしまったからこそ得られる喜びの大きさ。

時間の経過とともに、じわじわと身体に染み込んでくる感動体験。

皆様はまさに、「毎日がライブ」という贅沢な日々を過ごされているのだと思います。

ひとたびこの調和した世界を味わってしまうと、もう以前の状態には戻れなくなってしまう。

こればかりは、ライフサウンドチューニングの真価を実際に体験された方にしか分からない世界なのかもしれません。


そして、店主自身もまた、Sagra DACの試聴を通じて、オーディオ再生の面白さと怖さを改めて実感している最中なのです。











 
 
 

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