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ローテル社のオーディオ製品への取組み

  • lifesound
  • 2024年9月20日
  • 読了時間: 2分

今回の呟きは、ローテル社のベテランエンジニアでローテル社の歴史を歩んでこられた

Sさんに、強くお願いをして呟いて頂きました。


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ローテルが過去の単なるスピーカーを鳴らすアンプから、聞いて楽しめるアンプへの転換は80年代から始ま った。英国の鬼才トニーミルズの指導の下、ローテルの’Balanced Design Concept’のポリシーの始まりです。 如何すれば再生された音楽を楽しめるか、その積み重ね、経験が音楽性のあるローテルオーディオ製品へと発 展してきました。


電源トランスは EIタイプよりトロイダルタイプの方が外部へのラジエーションが少なく、大きさの割りに容 量(VA)を大きく作成できる。


そこで自家製トロイダルトランスの生産に着手しました。 メイン電解コンデンサーは出来るだけインピーダンス(ESR)が低くオーディオ向けのSlit-Foilタイプを標準使 用し、開放感のあるダイナミックな音を生み出す元です。


基盤(PCB)は安価なベーク基盤から絶縁特性の優れたガラスエポキシ基盤を使用して音の分離度、解像度を上 げる様にし、左右の信号回路を対称設計にして立体感のある音を生むように設計しました。


回路へ供給の電源 ラインは幅広く大電流供給を可能な設計にする。 これらを基本に80年代のアンプ回路および90年代のローテルハイエンドアンプに使用された基本回路が、今 なお現在の製品に使用され内部使用部品の一つ一つがそれぞれの使用箇所に対応して吟味されてバランスの 取れた音楽を再生してくれます。


音楽性のある再生は、どの様に生み出されるか?

元になる電源部品、回路、そして、回路基盤の上に、適切な回路 配置、ノイズ、ダイナミックス、音の立ち上がり、音楽のテンポ、解像度等の良し悪しを吟味します。


それだ けでは完全ではないはずで他の要素や現象、突出したインパクトや他にもあると思います。

回路上の部品を一 箇所変えても、何かがよくなり、何かが劣化するかもしれない。

目標は音楽性の向上で、且つ最小限の劣化に抑え ることです。


音楽性のある再生バランスへの取組みです。 それらをリスト化し、長年の蓄積と経験からそれぞれの回路箇所に最適と思う部品を選択し構成されていま す。 今後も音楽性のある再生ができる製品を作り続けたいと思います。

 
 
 

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